エスコートもサマになる
「お忍び系和食」

少し気後れしそうな和食店をスマートにエスコートできたら上級者。
着席に至るまでのプレゼンテーションで、お相手に好印象を残しましょう。

『旬房』の離れのエントランス。和の情緒あふれる美しい佇まい

シュンボウ

旬房
GRAND HYATT TOKYO

ツウのみぞ知る洗練の和空間で冬の味覚を!

四季折々の美味を味わうことができる『旬房』の冬の代表的名物といえば、日本海や瀬戸内海などで獲れるふぐを使った料理。2月末まで供されるふく会席は、先付けにはじまり、薄造り、唐揚げ、鉄ちり鍋、そして締めの雑炊と、心行くまでふぐを味わえる人気のコースだ。

贅沢な食材を用いた和食をアラカルトでオーダーできるのも魅力で、ふぐの唐揚げや鉄ちり鍋などは単品で頼むこともできる。今の季節は、天然ぶりと聖護院蕪のみぞれ鍋や冬の京野菜と地鶏の水炊き、コラーゲンたっぷりのすっぽん鍋など7種前後の鍋料理も用意している。

大切な人をもてなしたい場合や、小旅行気分で寛ぎたいときは“離れ”がおすすめ。ライトアップされたアプローチの先には、3つの個室から成る静謐な空間が。非日常的な雰囲気に気分が高揚すること間違いなしだ。

ビジネス利用での会食から両家顔合わせまで幅広い用途に使える

スイレン

水簾
THE CAPITOL HOTEL TOKYU

光と水に浮かび上がる美しきプライベート空間

静かな水面に浮かぶように続く渡し廊下を伝いエントランスへ。専用エレベーターで上がった先が、特別個室「月」である。

日があるうちに部屋に足を踏み入れれば、木々のゆらめき、小鳥が水辺をついばむ影が障子に浮かび、障子を開け放てば緑と水の艶やかな庭園が現れる。やがて闇が支配しはじめるころには美しいライトアップがなされ、また違った表情を見せるのだ。外観デザインは世界的建築家、隈研吾氏だと聞けば、この陰影が美しい空間も納得できるだろう。かつてこの地で営まれた魯山人の会員制料亭の意を継ぐかのような美しき個室である。

和の伝統を大切にしながらも、大胆に洋素材をあしらうなど工夫を凝らした懐石料理や旬の極上ネタを用いた握りの美味はあらためて言うまでもないだろう。大事な人を安心して案内できる至福のダイニングである。

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