
「1日3食、全てこだわりたいんです」女優・佐久間由衣の、食にかける情熱とは?
映画の主演をはじめ、5本のTVドラマに出演し着実に演技の幅を広げる一方、自ら執筆を担当する連載も好評。
2021年は佐久間由衣さんのマルチな才能が開花した1年だった。
そんな彼女が「大ファン」と公言し、SNSでも大人気のシェフが10月に開いたばかりのオールデイダイニングに佐久間さんをお連れし、いろいろなお話を伺った。
インタビューは今日と18日(火)の2回に渡ってお届け!
【前編】
■佐久間さんが明かしてくれた、女優業への向き合い方
1食たりとも気を抜きません!まさに「一食入魂」の精神です(笑)
食に関して話していると、真っ直ぐな瞳がキラキラと輝く。食べることがかなり好きとお見受けした。
「大好きです。執着はかなり強い(笑)。1日3食しかないんですよ。毎日、何を食べるかは常に考えていて、全食を有意義な時間にしたい。
お友達に教えてもらったところや自分で、あ、行きたいなっていうお店はメモするようにしていますし、携帯のフォルダには〝行きたいお店リスト〞も作っています。
高級店ももちろんいいですけど、どちらかというと日常よりちょっと特別って感じのレストランが好きかなぁ」
そんな佐久間さんを今回お連れしたのはこちら。
レシピを公開するYouTubeを見るのが日課だというほど「大ファン」の鳥羽周作シェフが10月に開いた『Hotel's』。
ランチタイムに訪れて、料理も味わった『Hotel's』の印象を聞いてみる。
「すごく美味しかったし、雰囲気もいいですね。普段、ひとりでごはんを食べに行くことも多いのですが、ここなら明るい時間からゆっくりと過ごせそう。
夜の雰囲気もすてきそうですね。ひとりでももちろんいいですし、家族やお友達とも来たいと思いました」
背中で誰かを引っ張っていける、そういう頼られる存在になりたい。
「責任感は仕事をやるにつれ、どんどん増しています。
悪く言ってしまうと、今までは他力本願というか、誰かに支えてもらいながらここまで辿り着いたような感覚がありました。引っ張ってくれる先輩がいたり、迷ったときに背中を押してくれる方がいたり。
そういうことができる人って格好いいですよね。だから、自分もそんな存在になりたいって最近強く思います。きっとすぐにはできないけど、少しでも誰かをリードできるような人になりたい。
現場では、何か楽しくなるような時間を私主導で作れたらと思いますし、作品をもっとたくさんの方に届ける努力もしなきゃいけませんし、この責任感をなんとか、形にしていきたいんです」