誰しもが心浮き立つ12月。大切な人とアルコールを楽しむ機会も増える。
そんなとき、洗練された飲み方ができると格好いい。その好例がプレミアムウォッカとキャビアの組み合わせだ。
ロシアではラグジュアリーの象徴として愛されるこのマリアージュは、大人の世界へと誘うひとつ上の飲み方。上質な冬の夜を過ごしたいなら、舌で交わる甘美な味わいを試さない手はない。
粋な大人は「ウォッカとキャビア」に辿り着く
日本酒やワインと異なり、ウォッカそのものと食材のマリアージュを知らない人は多いだろう。
しかしウォッカ発祥の地であるロシアには、王道のアテがいくつかあり、筆頭といえるのがキャビアである。
ウォッカとキャビアは彼の国では古くから愛されている組み合わせ。シンプルなマリアージュゆえ、互いが上質であることが肝要だ。
そんな背景をもとに2002年にロシアで誕生したのが、「ベルーガ」という名のプレミアムウォッカ。
最高級キャビアを生み出すチョウザメと同じ名前が付けられたのは、“キャビアとのベストマッチ”をテーマに造られたお酒であるから。
特にブランドのフラッグシップである「ベルーガ ノーブル」は、極上のソースのごとく魚卵の旨みを引き立てる。
ウォッカは銘柄によっては無味無臭と言われるが、「ベルーガ ノーブル」は別ものだ。天然のバニラを漬けているので、ほのかに甘い香りがして、麦芽やアザミの花の香りも漂う。
そのアロマを口内にしたためキャビアを食べれば、まろやかな塩気に華やかさが足される新感覚。海の旨みに大地のハーブが重なり、余韻までも贅沢なのだ。
これはウォッカの香りが主張しすぎないから実現することで、決してキャビアの味を邪魔しない。
飲み方はストレートが現地流だが、ロックやソーダ割にしてまろやかな舌触りを感じるのもまた一興。
ディナー前のアペはもちろん、映画や音楽を楽しみながら自宅でゆっくり晩酌するにも最適だ。
おうちデートで実感する、世界トップ3の実力
もともとキャビアに合うよう造られているため、イクラなど他の魚卵やオイスターとも相性抜群。海外ではコールドミートと一緒に嗜まれることも多い。
エレガントな飲み心地はカクテルを格上げするベースとしても重宝され、多くの5つ星ホテルやトップバーでも愛用されている。
「グレイグース」や「ベルヴェデール」のライバルとして、プレミアムウォッカの世界トップ3に入る存在なのだ。
自宅でそのまま振る舞うだけでも、恋人や友人などゲストの気分を上げるのに十分だが、果汁やハーブを使ってカクテルにしてもいい。
ポートワインを入れればイタリアンとマッチし、柑橘を効かせてソーダを注げばアジアンフードとも相性良し。簡単に作れるシンプルなレシピでもリッチな飲み口となるのは、プレミアムウォッカならではだ。
代表的な2つのカクテルのレシピを紹介しよう。
「ベルーガ 1900」
材料はベルーガ ノーブル(50ml)、ルビーポート(30ml)、シュガーシロップ(20ml)、レモン果汁(25ml)。
冷やしたロックグラスにウォッカを注ぎ、シロップとレモン果汁を加え、氷を入れてよくかき混ぜる。ルビーポートを加えてオレンジピールやチェリーを飾ったら完成。
ポートワインが入った華やかな味わいは、イタリアンと合わせてもいい。
「ベルーガコリンズ」
材料はベルーガ ノーブル(50ml)、エルダーフラワー・シロップ(20ml)、レモン果汁(20ml)、ソーダ(50ml)。
冷やしたハイボールグラスにウォッカを注ぎ、シロップとレモン果汁を加える。角氷を入れてグラスをソーダで満たし混ぜて、ローズマリーの枝を飾ったら完成。
香草やスパイスが効いたアジアンフードが進む爽やかな飲み口だ。
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ラグジュアリーなホテルやバーでも一目置かれているウォッカを選べる時点で、アルコール上級者。バーでなら手練れ感、家飲みでならセンスの良さを醸せるだろう。
自宅で用意すべきは、綺麗なグラスとキャビアのみ。ミニマムながら洗練されたもてなしは、家主を経験値が高い大人にみせてくれる。
ラグジュアリーな気分に浸りたい冬の夜には、このうえない選択なのだ。
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