「奥さんには、最初からガチでした」矢部浩之の初デート話がかっこよすぎた…!

「ほんまや。たぶん、本気やったんですよ。最初からガチで決めにかかろうとしたんだと思います。

それで助かったのが、裕子さんって飲む時めっちゃ飲むんです。あの日も俺より飲んでたんちゃうかな。でもしっかりしてる。

本来ふたりきりというのは苦手なんですが、彼女が自分から何でも話す方やったんで、それがまた好感もてましたね」

かくして付き合いが始まり結婚にいたるが、交際時から現在までなじみにしているのが『うかい亭』。表参道店で『ゴチになります!』のピタリ賞を初めて獲得してから贔屓にして、記念日に訪れるようにしている。

子どもの行事では港区の『東京 芝 とうふ屋うかい』へ行く。

リアル港区おじさんは独身の夜遊びから家族サービスまで、私生活の変化に合わせこの街の歩き方を変えていた。

「麻布十番にカクテルが面白いバーがあるから、そこでちょっと飲もか。絶対驚かせる自信があんねん」


「奥さんとのスケジュール共有アプリで、今日は“東京カレンダー”と入力してるから知ってるはず。でも、まさか、こんなことになってるとは思ってないでしょうね(笑)」

愛妻家な一面を見せつつ、女性の扱いはお手のものだろう…だと思っていたら、撮影中はシャイな一面を見せる矢部さん。

「あかん!モデルさんがめっちゃ近い!」

そう言って照れまくる矢部さんを見ていると、ますます好感度が上がる。

今回の写真を岡村さんに見せたらどうなるか聞くと、「羨ましそうにいじってくるでしょうね」と予想。

岡村隆史を解説して笑いを作り続けたい


50歳になる今年、矢部さんは9月に歌手デビューを発表し、新チャレンジに向けて走っている。

並行して、ナインティナインとしての自分の仕事はこれからも変わらない。

「僕のスタイルは岡村隆史を解説して笑いを作ること。そこはずっと見せていきたいし、自分も面白がっているから続けられる。ツッコミながら僕自身が一番笑ってます。それがナインティナインの形と思います」

彼らの明確に役割分担された笑いの醍醐味は、年齢を重ねるごとに深まるふたりの人間味にもあるのだ。


【後編】 11/8に公開!
■矢部浩之さんが堪能した『鮨m』の魅力


■プロフィール
矢部浩之 1971年生まれ、大阪府出身。1990年に岡村隆史とナインティナインを結成。『アウト×デラックス』(フジテレビ系 木曜23:00~)、『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送 木曜25:00~)等にレギュラー出演中。二児の父。愛犬はチワワ

■衣装
[矢部さん]スーツ 275,000円〈カナーリ/コロネット TEL:03-5216-6521〉、ニット 34,100円〈ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03-5784-1238〉、サングラス 41,250円〈オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL:0120-990-307〉、時計〈本人私物〉
[女性]ワンピース 58,300円〈コルコバード/フィルム TEL:03-5413-4141〉



東京カレンダー最新号では、矢部浩之さんのインタビュー全文をお読みいただけます。


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