デートの雰囲気がパッと華やかに!女心をくすぐる「野菜が美味しいイタリアン」2軒

選りすぐりの野菜、その素材本来の味わいを見事な一皿に昇華する「野菜イタリアン」が今大人気だ。

料理の美味しさはさることながら、色鮮やかな盛り付けが実に華やか。

女性を喜ばせられると、デートに心強い選択肢となっている。

今回、都内でも「野菜にこだわるイタリアン」として注目を集める2軒をご紹介しよう!



※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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主役も脇役もすべて野菜で完成するコースとは?食材の滋味深さに癒される
『草片 cusavilla』

前店から続くスペシャリテ「ミネストローネ」。スープも、乾燥させた皮や芯などの野菜エキスから抽出。料理はすべてコース(7,500円)より


ひと晩で一体どれだけの野菜が食べられるのだろう。

コースは18品あり、各々の皿に組み込まれる野菜は多彩。「ミネストローネ」に至っては、約30品種も使われる。

『草片』は、『エルバ ダ ナカヒガシ』を今年2月に名前も新たにリニューアルした店。

その理由は、地産地消をもっと広めたかったから。コースを見直し品数を増やすことで、より多くの野菜を使うスタイルに進化している。

野菜はもちろん、ハーブに至るまですべて東京産。

シェフの中東俊文さんにとって思い入れのある生産者ばかりで、少なくとも週に2回は現場を巡り、直接買い付けている。

生地にカカオを練り込んだ「緑ナスのアメリカンドッグ」。田無で採取した4種のミントをたっぷりと添え、その香りとともに食べる


その野菜は生命力にあふれ、野性味すら漂うが、個々の特性を踏まえた上で洗練された料理に仕立てるのが中東さん流。

魔術師を思わせる創造力も進化している。

例えば、揚げるとトロトロになるナスは、アメリカンドッグに。1人1本のかわいらしさにときめくが、食べれば濃厚なジュースがあふれ出す。


ショートパスタ「カンプティ」を、中東さんが自ら作る唐辛子と自家製のカラブリアのンドゥイヤのソースに、ゴーヤやピーマンも絡めて。


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鮮やかな東京野菜の濃厚さがたまらない


中東俊文シェフが扱う野菜はすべて東京産。

ズッキーニ、キュウリ、ナス、モロッコインゲンなどの夏野菜に加え、オレガノやフェンネルの花といったハーブまで揃う。


「今日はあきる野の持田将士さんの野菜が多いですね」と中東シェフ。


カウンター主体の店内。目の前にすべて見渡せるオープンキッチンがあり、迫力満点。

コースは二十四節気に則り、2週間ごとに替わる。

美味しさに感激した後で理解するのは、野菜の滋味深さ。気付けば心まで満たされている。

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