知らず知らずのうちに、まるでバンパイアのように男からエネルギーを吸い取る女。
人は彼女のことを、こう呼ぶ。「エナジーバンパイアだ」と。
付き合ったら最後、残された者には何も残らない。それでも自分が踏み台にされていることを分かりつつ、彼女に執着してしまう。
気づけばもう、次なるターゲットのもとに行ってしまっているというのに。
…誰か教えてくれないか。あの子を忘れる方法を。
◆これまでのあらすじ
えりかの存在ばかりに気を取られ、起業準備がおざなりになっていた裕紀は、ついに振られてしまう。一方で、そんな裕紀を見捨てたえりかは、次なるターゲットのもとへと向かっていた…。
▶前回:デート中、あきらかに素っ気なくなった彼女。直後、女が発した“衝撃の理由”に男は…?
「じゃあ改めて、今日からよろしくねっていうことでいいのかな?」
渋谷にあるホテルのバーカウンターで、涼太はえりかにささやく。
「はい、よろしくお願いします」
すると彼女も、ペコリと小さく頭を下げた。
顔をあげたえりかは、熱いまなざしでこちらをジッと見つめてくる......
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この記事へのコメント
えりかの魅力を盛って書いてるのかもしれないけど、それでもえりかの魅力が全然伝わって来ないし、どこがどうエナジーバンパイアなのかも分からない。
私もやってみたくなっちゃって、作っちゃいました
って言い方に、仕事のできる女性像を全く感じなかった!
裕紀はそんなのどころか、ただのダメ人間でしたが....