食のサラブレッド・長嶋一茂が太鼓判を押すサクッとグルメ3選

「コラーゲン“鶏”ら~めん」(600円)※ラーメンのみの注文不可


『炭火やきとり 狼煙』の「コラーゲン“鶏”ら~めん」
“焼き鳥も美味しいけど、 〆のまろやかなラーメンが旨いね”


渋谷と恵比寿のちょうど中間。氷川神社の参道にある『炭火やきとり 狼煙』は、大人を癒す縁日の屋台のような雰囲気がある酒場だ。

こちらで、大のお気に入りだというメニューが8食限定の「コラーゲン〝鶏〞ら〜めん」。まだ、世に鶏白湯ラーメンが浸透していなかった10年以上前から人気のメニューだ。

強火で炊き込まれたスープは旨味がありながら繊細さもある味わい。細麺が絶妙に絡む美味しさだ。

スープはガラとモミジを約10時間煮込むというこだわりようで、専門店でもここまでの味はなかなか出ない。

まろやかでホッとする味わいが、1日の疲れを癒してくれる。

カウンターの前には炭火の焼き台。居心地がよく、オープンからラストまでくつろぐ客も多い。参道に面した屋外の屋台席も人気


「一人で席に座って野球を観ることも多いかな」と一茂さん。フラリと来ても、受け止めてくれる気軽さがいいという。

「いつも来店される前に、『長嶋一茂です。いつものカウンター空いてる?』と電話してくださいます。ファーストオーダーは焼き鳥にクエン酸サワーが定番ですね」と、代表の新井淳賀さん。


炭火で焼いた、自慢の焼き鳥も絶品!

上から「ベビーコーン(バターしょうゆ・2本)」「てごねつくね」「ぼんじり」「ねぎま」「肉付なんこつ」。

すべて1本180円という、潔い価格設定も凄い!


期間限定の「白レバたたき」(800円)も必食の一品。

炭火で軽く炙って余計な火が入らないように急冷した白レバーは、フォアグラのような食感。

自称”カワハギ通”を名乗る一茂さんのお気に入りは「カワハギの刺身」


『鮨 六式』の「おまかせコース」
”確か東カレ見て予約したんだよ。仕事終わりに鮨食べたいってときに、よく行ってたね!”


「番組終わりに行くことが多かったね。今は難しいけど、遅い時間にちょうど良くて」と語る、六本木にある御用達の鮨店。

お店を訪れるきっかけは「東京カレンダーを見て、自分で電話した」とのこと。

場所は飯倉片町交差点に近い裏通りにあり、看板も出ていない上、引き戸を開けて中へと進んでも、細い通路しか見えない。

まさに〝ザ・港区〞な雰囲気を醸し出している。

店内はドーム型になっており、その店内のやわらかな雰囲気も稀有


だが、奥のカウンターまで進めば、若き大将の伊藤 隆さんが人懐っこい笑顔で迎えてくれる。

「一茂さんは、いつも22時以降に寄ってくださいました。ゆっくり、というより〝メシ食わせて〞とパッと来て、パッと食べて帰っていかれましたね」。

自家製のすじこ。1粒1粒が大きく、口に入れると弾けて、シャリと渾然一体となる


握り10貫、つまみ5〜6品のおまかせで13,000円。

高額化する鮨の中で、抑えめな金額も支持される理由のひとつ。

深夜でも、妥協せずしっかり旨いものを楽しむのが一茂流なのだ。


のどぐろは皮目を炙り、シャリとの間に柚子胡椒を忍ばせ、爽やかに食べさせる

美味しいものは食通に聞けば間違いなし!

自分を“せっかち“と評する一茂さんだけに、サクッと食べられる美味しい逸品が揃った。

また現在発売中の東京カレンダー2月号では、このほかにも一茂さんのインタビューも掲載!金言続出のインタビューも、お見逃しなく!

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