「アイドルにしては、きつい顔」冷静に自己分析する山下美月が、センターにのぼり詰めた理由

「そこまでするほど興味があるなら、その思いを伝えればいいんじゃないか。オファーされるのを待っているんじゃなくて、自分から名乗りを上げたっていいんじゃないか。

で、勇気を出して実践してみたら、この一年、それがいい方向に進んだんです」


“人を許せる” 大人になりたい


人気バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』に出演して、再現ドラマで〝あざとい女〞を演じてみせたのも、自分から番組側に熱烈なラブコールを送って実現したそうだが、それは自分の強みを生かすことに繋がると自ら判断したから。

色んな意味で“人を許せる” 大人になりたい。そういう大人が格好いい、と思います。


私が、彼女たちの盾になって受け止める


来年1月27日にリリースされる乃木坂46の26枚目のシングル『僕は僕を好きになる』で初センターを務めることになったのも、彼女自身が引き寄せたことではないか。

その思いをぶつけると、「私は大勢を引っ張っていけるような器じゃないし、実感もないんですけど」と前置きし、次のように言葉を継いだ。

「なにより自分自身が楽しみたいと思っています。真ん中にいる人が醸し出す空気は、まわりに伝わってしまうだろうから」

そして、きっぱりとした口調でこうも言った。

「白石(麻衣)さんが卒業された直後のシングルなので、いろいろ言われると思うんです。でも、私は傷つきません。信頼関係ができあがっている方からの言葉はもちろん誠実に受け止めるつもりです。

後輩の中にはそういった言葉を間違った解釈で受け止めてしまう子もいます。だから、矢が飛んできたら、私が彼女たちの盾になって受け止めようと思っています」

最後に「しばらく休めなくなりそうですね」と声をかけた。すると、「私は不器用なので、常に仕事のことを考えていないと、人並みにならないんです」と笑った。

家でテレビや雑誌をチェックするのはもちろん、仕事が円滑に進むように、現場で話が盛り上がるように、取材を受ける前にネタづくりをするべく街に出掛けることもあるそうだ。

じっとしていては何も始まらない。とにかく動く。自分の足で稼ぎ、自ら道を切り拓く。努力せずに輝く者はいない。

のぼり詰めるには、やはり理由が存在するのだ。


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■プロフィール
山下美月 1999年生まれ。東京都出身。2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格して芸能界入り。今年1月に発売されたソロ1st写真集『忘れられない人』が女性1stソロ写真集として初週売上歴代1位を獲得して話題に。

■衣装
ニット 23,000円〈アルアバイル TEL:03-5739-3423〉、イヤリング 3,500円〈マチルダローズ/ロードス TEL:03-6416-1995〉、右手人差し指リング 36,000円〈ココシュニック TEL:03-5413-5140〉、左手中指リング 2,500円〈オギー/ロードス TEL:03-6416-1995〉

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