クリスマスデートがきっと忘れられない思い出になる話題の新店3選


2020年も残りわずか。そろそろクリスマスに行くレストランを選び始める時期だ。

この1年を締めくくる”ご褒美デート”には、普段よりちょっと贅沢なディナーを楽しみたいもの。

今年オープンした話題の新店の中から、間違いなく美味しい3店をご紹介しよう!

わずか10席の柔らかなカーテンに包まれた、華やかな空間

『NonTitle/NARITAYUTAKA』
革新的な料理とペアリングに心が躍る

好奇心を刺激する出来事は、ふたりの距離をより近づけてくれるスパイスになる。

この店ではペアリングとして、日本酒やワインに加え、見た目も美しく繊細な味のカクテルが2杯も含まれる。

「料理にこのカクテルを合わせるとさらに美味しさが広がる!」という、意外な感動を二人で味わえるのだ。

マグロの「トンカツ」

フランス語でマグロのTHON(トン)にかけた「トンカツ」。

刺身のようなレアな火入れのマグロに香ばしい衣が纏っており、カリッ、ふわっとした食感がたまらない。

こちらの料理には衣の油をさらっと流してくれる、飲み口がすっきりとしたカクテルが用意されている。

ぶどうの「カクテル」

季節によって供するカクテルは変わるが、そのどれもが料理にぴったり寄り添うから不思議だ。

トンカツに合わせるのはぶどうの「カクテル」。酸味で油を流しつつ、ふくよかな後味が楽しめる。

甘みが強くないので料理を邪魔せずに優しく引き立ててくれるのが嬉しい。

「栗と秋刀魚の半田素麺」

秋刀魚には純米大吟醸をペアリング

今の人気メニュー「栗と秋刀魚の半田素麺」には、コク深いソースに半田素麺を和え、上に焼いた秋刀魚をのせた一品。

こちらに合わせるのは「みむろ杉袋しぼり 純米大吟醸 三輪山」。

日本酒のきれいな甘みに、秋刀魚の香りが重なりさらに深い味わいとなる。

「羊のロースト」

この日のメインはフランス産の仔羊を低温ローストしたもの。

羊料理といえば臭みを消すために重めの赤ワインを合わせるのが定番だが、この羊は臭みがほとんどないため、軽めの赤ワイン「L’arco valpolicella ripasso」を合わせる。

コースは7~10品で¥15,000~。ペアリングだと+¥10,000~だが、価格以上のサプライズ体験ができ、満足度が高い。

食後に供されるひとくちスイーツ

プティフールはお土産として持ち帰ることができ、家でも余韻を楽しむことができる。

自家製のチーズケーキやマカロン、良質のカカオ豆にこだわるビーン・トゥ・バーの『ミニマル』とコラボレーションしたオリジナルチョコレートも味わい深い。

宝箱に入った小さなスイーツは女性の心をときめかせてくれる。

店主の成田寛さんは国内のレストランを経て渡仏。

『Passage53』や『Jean francois piege』といった名店で腕を振るったのちに中目黒にて独立し、2020年赤坂に移転した。

「ここでしか体験できない創意性溢れる料理とお酒のマリアージュを楽しんでください」と、デートの味方になってくれる。

赤坂の一ツ木通りに面するビルの2階の端にひっそりと位置し、隠れ家感が満載。

店名のみのシンプルなドアを開けると、艶やかな空間が広がるというギャップに高揚感が生まれる。

二人の大切な一夜を過ごすにはもってこいの店だ。

六本木交差点から徒歩1分にある隠れ家的中華料理店

中華の新店『桃仙閣』では
名店の味をアラカルトで楽しめる

六本木交差点から徒歩1分という港区ど真ん中の立地にして、地下一階にある『桃仙閣』。

店に入ると周囲の喧騒を忘れさせるような静謐な空間に迎え入れられる。

センスと品性に溢れるこの店は、訪れた者の心を必ずつかむことができる。

カウンター席は4席用意

無垢の木を多用した店内は高級感を兼ねた上質なデザイン。

カウンターに腰かければ椅子も机も肌なじみが良く、ふっと心を緩めてしまう空間だ。

『茶禅華』のオーナーでもある林 亮治さん

そんな心地よい店を作ったのは、『茶禅華』のオーナーでもある林 亮治さん。

いまや『茶禅華』は東京最高峰と謳われているが、実は林さんの出自は島根で創業53年になる中華の名店『桃仙閣』。

「島根の店は普通の中華を当たり前に作り提供しています。東京の中心地は、気軽にアラカルトで楽しめる上質な中華が少なかったのでこの店を作りました」と話す。

「フカヒレ」は125gで¥7,800という良心的価格

林さん自身が腕をふるう
センス溢れる料理をご紹介!

「毛鹿鮫フカヒレの姿煮込み」は、まず丁寧に戻したフカヒレの肉厚さに驚かされる。

豚と鶏の旨味が凝縮した白湯スープがフカヒレに沁み込んだ、滋味深い料理だ。

価格帯も良心的で、他店に比べてもリーズナブルに絶品フカヒレを楽しむことができる。

「前菜盛り合わせ」

器の美しさも目を引く「前菜盛り合わせ」。

右上から時計周りに「蒸し鶏の葱ソース」、「木耳の甘酢漬け」、「干豆腐と紅芯大根」、「青ザーサイ」、「クラゲの冷菜」、「ピータン豆腐」、「パクチーサラダ」、「ピーマン薄切りのにんにくオイル和え」。

中央は山椒風味に仕上げた「鶏の3種の内臓の湯引き」。一品一品、繊細な味わいを楽しめる。

「上海蟹の紹興酒漬け」1杯¥3,880

トロトロとした食感と紹興酒の香りが酒を進ませる「上海蟹の紹興酒漬け」。

1月中旬まで上海蟹の料理も単品で約10種揃える。

お酒を飲みながらちびちびと食べる時間が、この上なく幸せに感じられるはずだ。

この記事へのコメント

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No Name
この調子でクリスマスデートできるのかしら? 自粛になりそう。
2020/11/24 05:453

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