イタリアの食習慣「アペリティーボ」。
夕食前のひと時に友達や家族など大切な人と一緒に、軽食と食前酒を楽しむ時間のことだ。
ライフスタイルがガラリと変わった2020年。人の少ない早めの時間に軽い食事とお酒を飲みながら、友人達と会話を楽しむアペリティーボは、いまの時世にハマる新しい習慣なのでは?と東カレは考えた。
そこで「アペリティーボ」について調べていくと、欠かせないものがあることが判明!さて、そのあるものとは?
リキュール部門で世界第3位の販売量※!「アペロール」を貴方は知っているか?
アペリティーボには実は欠かせないものがある。
それは、「アペロール」というお酒だ。
ヴェネチアに近いイタリア北部の古都、パドヴァで誕生した「アペロール」は、パドヴァの青空市で余ったオレンジが袋の中で自然発酵し、偶然生まれたドリンクに発想を得てできたお酒。
「アぺ」という名前が示す通り、アペロールはイタリアの食習慣であるアペリティーボに特化したリキュールとして開発された珍しいお酒なのだ。
このアペロールを使ったカクテル「アペロールスプリッツ」は、飲みやすいライトなカクテルとしてイタリアを始めとするヨーロッパ諸国、アメリカ、オーストラリアなど世界中の人に支持されている。
※IWSR2019データ フレーバードスピリッツカテゴリー
爽やかな甘さと鮮やかなオレンジの彩りに惹かれる!「アペロールスプリッツ」
おすすめの飲み方はアペロールを使ったカクテル「アペロールスプリッツ」。
たっぷりの氷に、辛口のスパークリングワインのプロセッコ、アペロールの順に1:1、最後にソーダを適量注ぎ、下から持ち上げるように軽く混ぜ、オレンジを添える。
その味わいは驚くほど軽やか。まず鮮やかなオレンジの彩りに魅了され、爽やかな甘さとわずかなオレンジの苦みを味わい、ソーダの爽快感でフィニッシュ。
このライトな飲みやすさは、1日の疲れを癒したい1杯目の乾杯ドリンクとして申し分なし!
またフードとの相性も抜群なのが、嬉しいところ。ハムなど肉の多い時はアペロールの配合を多くして甘めに、魚の多い時はワインを多めにしてさっぱりした飲み口にするなど料理に合わせて配合を変えるのも楽しい。
次ページでは「アペロールスプリッツ」をお洒落に楽しめる、東京でテラスのある人気レストラン4軒をご紹介しよう。