10月1日、北米発のホテルブランド『アロフト』が日本初上陸を果たした。
そこは音楽やデザインを通して新たな体験を提供するホテルであり、艶やかな夜を彩る場所。
つまりは刺激に溢れる空間で、コンサバな銀座に“大人の夜遊び”という新風を巻き起こしている。
日本初上陸のホテルが銀座の夜を変える
ホテルに入った瞬間に、まるで違う街にワープした気になるといっても過言ではない。銀座の昭和通り沿いに誕生したばかりの『アロフト東京銀座』は、それほど周辺とは異なる個性を放っている。
銀座といえば高級感がある一方で、正直コンサバな印象もあり、落ち着いた内装が多いのが事実。
それがこのホテルの場合、“常にスイッチオンな次世代の旅人”をターゲットに世界25カ国に展開するブランドゆえ、空間デザインも人を高揚させる仕様なのだ。
銀座のホテルも入って5秒でテンションが上がる。ロビーには、鮮やかな色彩による最先端のアートワーク。
流れるデジタル動画に刺激を受けて飲みモードが高まっていきつつ、まず目指すは1階の『W XYZ Bar』だ。
スタイリッシュなカウンターとビリヤード台、ラグジュアリーなソファ席を擁するこのバーは、大人の遊び心をくすぐる空間。
さらには新鋭アーティストのライブが定期的に行われており、いい音とともに週末の夜を過ごすのにこのうえない。
ホテル内はアートと刺激に満ちている。
メインダイニングがある2階へ上がると、エレベーターホールでは銀座4丁目の時計をアートに昇華させた作品『GINZA OLD Clock』が出迎える。
アートに高揚しつつメインダイニングの『The WAREHOUSE』へ向かうと、従来のオールデイダイニングの概念を覆す洒落っ気溢れる空間が待っている。
ザハ・ハディッド氏によるトム・ディクソンのライトがあると思えば、リメイクしたハーレーダビッドソンも鎮座。
壁には英国のアーティスト・Hush氏が直描きした東洋人女性がふたり。
カルチャーと年代が大胆にミックスされた店内に、ここが銀座だということを忘れてしまう。
料理も、もちろんクオリティは高い。供するのは、国産食材と和食の要素をとりいれたインターナショナルキュイジーヌ。
例えば紅富士サーモンのコンフィに合わせるのは豆乳のエスプーマで、低温調理したレア感ある身質に豆乳ならではのまろやかさがよく合う。¥2,400
焼き鳥に見立てた熊本県産ほろほろ鶏のロースト。バルサミコ酢を煮詰めたソースで照り焼きに似たニュアンスを出している。¥4,200 ※ともに税サ別
今なら、泊まるという選択肢も大いにアリだ。
全ての客室には、アーティストによるデザインが室内のディテールに施されている。
ホテル内で一番広い客室「アロフトスイート」は54㎡、1泊1室¥78,000~(税サ別)。
銀座の眺望を楽しめてレコードプレーヤーも置かれ、遊び心が効いた内装となっている。リビングの壁の色彩は今井俊介氏がグラフィカルに描いた東京。
アーティスティックな空間でワーケーションやステイケーションを楽しむのもいい。
ここでは、『アロフト』の十八番である新旧をミックスさせた空間と、さらに最新テクノロジーも加わり、落ち着いた大人をも遊びの世界へと駆り立てる。
マンネリを打破するスタイリッシュな夜が欲しければ、いざ銀座へ!
■施設概要
施設名:アロフト東京銀座
住所:中央区銀座6-14-3
TEL:03-6278-8122
部屋数:全205室
料金:1泊1室¥28,000~※税サ別