あれ、葉っぱ?擬態な料理が続々出てくる外苑前のフレンチが話題!!

驚きに満ちたプレゼンテーションに、テンションも上がる!


続いて、金の卵に入って出てくるのが「鰻 菊芋」。

蓋を開けると煙がモワ~っと噴出!この煙が味わいにスモーキーな風味を与えている。

刻まれた鰻には弾力があり、揚げた菊芋のサクサクした食感とのコントラストも楽しい!

コンソメを入れることで、味をまとめ上げている。


また、季節ものの鮎にも技巧が施されている。

「鮎 大葉 胡瓜」は、緑の川を鮎が泳いでいるかのような絵画的なひと皿。

鮎は焼いただけでなく、皮をはがすと鮎の身とわたを一緒にしたリエット(パテのようなもの)が登場!

食すと、鮎の苦味が存分に味わえ、緑のガスパチョが清涼感を与えてくれる。

この手のかけ方こそ『L’EAU』ならではと言える一品だ。


最後のデセールは「苔 新緑 落花生」。

本物の葉っぱにしか見えないが、実はチョコレート。

「“どれが食べ物なんだ!”と怒られたこともあります」というエピソードが飛び出すほどの、リアルさは、実際の葉で型押ししているため。

手にすれば、その熱でチョコが溶け出すほどの繊細さ。食べれば、ビターな味わいが口の中に広がり、コース全体の印象をグッとソリッドにしてくれる。

また、手前のピーナッツは生キャラメル、奥の苔は、水まんじゅうのような食感で、栗のチップの上に抹茶クリームパウダーを添えている。

レストランでしか味わえない「感動」がココにある!


コースの全てのお皿は“自然”からインスパイアを受け、シェフがそれを再構築する。

常に驚きと感動が続くのが『L’EAU』のコースだ。

ある種の現代アートのような楽しみ方もできる、誰を連れて行っても、驚きと納得感がある稀有な一軒である。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

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No Name
凄い、本当に葉っぱだww
2020/07/20 13:352
No Name
確かに、こういうレストランでそろそろ食事したい!!
2020/07/20 17:362
No Name
あっ!ココ気になってた店だ!やっぱり行きたい!
2020/07/20 13:501
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