これが東カレが認めるとっておきの和食店 Vol.12

富ヶ谷で話題のお洒落居酒屋は、ビストロみたいなレトロな扉の先にあった!

和食の居酒屋は数あれど、経験を重ねた大人なら何か新しさを見出したくなる。

自慢の料理に、意外なアイデアを吹き込む1軒を、富ヶ谷で見つけた。

小さなビルの、螺旋状の階段を上ると、突如目に飛び込んでくるのが深い茶色の木製扉と真鍮のようにくすんだ金色のドアノブ。すりガラスからは暖かいオレンジ色の明かりが漏れ、居酒屋だとは到底思えない佇まい


ビストロを思わせる扉の奥に大人の居酒屋が広がっている
『ネクストバッターズサークル』@代々木上原

個性豊かな店が登場し、美食の街として進化しつつある富ヶ谷。

感度の高い洗練された客層が目立つこのエリアでは、もはや〝美味しい〞だけでは埋没してしまう。味がいいのは大前提。

料理のオリジナリティや空間にセンスが光る店こそ、この街をテリトリーにする人たちに求められるものだ。場所は雑居ビルの2階。

階段を上るとレトロな扉がお目見え。まるでビストロかのような佇まいに、思わず面喰らう。そのギャップは料理にも続く。

アップルビネガーが隠し味の「鰯の梅煮」¥650。あっさり優しい酸味とオリーブオイルが香り立つ、白ワインと合わせたくなる一品


たとえば、「鰯の梅煮」にはアップルビネガーが隠し味に。炙り〆サバは自家製ピクルス液で〆てオリーブオイルをたらり。煮込みはトリッパを和に置き換えて、純米の酒粕だけで仕上げる。

バックスクリーンを直撃するような飲み口のインパクトと、地鳴りをあげるボリューム感。楯の川酒造の「ホームランまっこり」グラス¥600は、愛らしいジャケで選ぶ大人も多いとか。お酒は種類豊富なチューハイや自然派ワイン、焼酎、日本酒など幅広くそろう


洋のエッセンスを効かせた品々は、イタリアンやフレンチで修業を経たシェフならでは。ストレートと思いきや変化球が来たような、想定外の味に思わず心が躍る。

カウンターの上で灯るシンプルな照明もセンスが光る。棚に並ぶ日本酒ボトルとのアンバランスさも魅力に


壁に掛かる何気ないアートや器まで、経験値の高い大人が日常使いしたくなる条件がそろっているのだ。

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