名だたる人気店をはしごする。4月16日オープンの「虎ノ門横丁」が楽しすぎる！(2/2)[東京カレンダー

4月16日にオープンする「虎ノ門横丁」。

食の感度が高い大人好みのラインナップや、これまでにない自由な空間とサービスで、オープン前から早くも話題に。

この春、最も注目を集める新たなグルメスポットの魅力とは？

※「虎ノ門横丁」の完成イメージ

食にこだわる大人のテーマパークが誕生！

オープン前から話題の「虎ノ門横丁」。フロアに集結するのは、『エレゾハウス』や『鳥茂』、『器楽亭』など、東京の名だたる人気店の新業態を含む26店舗。

そのラインナップだけでも食指をそそるが、凄いのはそれだけではない。各店の軒先に設えた「はしごカウンター」では、1品から注文が可能。

本店ではコースのみの店も、ここでは店のスペシャリテをひと皿ずつ「はしご」する贅沢だって叶う。さらに、「寄合席」ではモバイルオーダーで料理の注文や決済が可能。

各店の料理を持ち出して、自分好みのフルコースに仕立てたり、テーブルでシェアしたりと、店ごとの名物をアレンジして楽しむことも。

また、各店の席の予約は一括検索が可能。予約を取らないお店はLINE上で「順番待ち」ができ、通知が来るまで席で飲みながら料理を待てる。横丁内には、1,500本を保管するワインセラーも常設。セラーで購入したワインを各店へ無料で持ち込めるのも嬉しい。

自分なりの楽しみ方、食べ方をコーディネートできる「虎ノ門横丁」は、食にこだわる大人が集う、まさにテーマパーク。今春から、”虎ノ門で飲む“がニュースタンダードになるはずだ。

今回は、そんな「虎ノ門横丁」から厳選した４軒をご紹介しよう！

限られた大人しか食べられなかった、幻のジビエも登場！『ELEZO GATE』

蝦夷鹿などの狩猟を軸に、家畜の生産や解体、加工、販売までを一貫する「エレゾグループ」。

松濤の紹介制レストランのコンセプトはそのままに、虎ノ門では紹介なしで幻のジビエを堪能できる。

ただし、自然と命を享受し食文化を発信する、店の哲学を理解して訪れたい。21時まではプリフィクスコースを用意。

以降は、蝦夷鹿のロースト￥2,500～やシャルキュトリ￥1,800～（写真は2人前）などをアラカルトで提供。

横丁で唯一個室がある特別感も。肉文化への造詣が深まる“エレゾ”の世界を、体感あれ。

あの『銀だこ』が提案する、大人なNEOたこ焼き『築地金だこ』

世界初出店となる、『築地銀だこ』の新業態。“たこ焼きで世界を旅する”をコンセプトに、期間ごとに各国の名物料理をモチーフにしたメニューを提案する。

第一弾は、「スイスツェルマット風～チーズソース＆生ハム～」と「タイバンコク風～グリーンカレー～」が登場。

外はカリカリ、中はトロトロの食感はそのままに、スイス風はチキンブイヨンベース、タイ風は魚介出汁と生地を使い分け。

小洒落たビジュアルにも気分が上がり、“金だこ”でしか味わえない世界観を表現している。

東京生まれのクラフトジンと楽しむ！『酒食堂虎ノ門蒸留所』

『酒食堂』という名を掲げながらもただの居酒屋にあらず、なんと東京では初めてとなるビル内ジン蒸留所を併設！

八丈島や新島などの島酒、青梅の『澤乃井』の水、同じく青梅の『Ome Farm』のハーブで仕込む、原料まで東京産を中心とした素材で作られるジンを気軽に味わえる。

料理は唐揚げやナポリタンなど昔なじみのメニューから、エスニックな一品まで。小皿は￥500～と毎日通いたくなる手頃さ。

スタンディングバーでは、蒸留所で蒸留されたジンをベースにしたカクテルも提供する。

名店が焼く究極の焼鳥を、アラカルトで贅沢に『バードランド虎ノ門』

予約が取れない焼鳥の名店『バードランド』が、虎ノ門に登場。

同店といえば、串打ち、炭の配置、卓越した焼きの技術で生み出される奥久慈軍鶏の焼鳥。噛んだ瞬間にわかる、身の締まった心地よい弾力と旨み。その本店と変わらぬ味わいを堪能できる。

コースが主体の銀座店、丸の内店とは異なり、人気のねぎま￥450から希少部位まで、アラカルトで1本から注文可能。

名店の味を気軽に体験できる贅沢さは、ここならではの魅力だ。『バードランド』未訪の人は、入門編としてもおすすめ。