最上級の極厚炭焼ステーキを、銀座の老舗レストランで発見！[東京カレンダー

創業53年を誇り、多くの著名人も通う老舗ステーキ店『本店新橋田村町麤皮（あらがわ）』。

その分店として1984年に創業した『哥利歐（ごりお）』から、4月限定のコース「卯月」が登場した。

和牛の最高峰である特選但馬牛を特製炉窯で焼き上げたジューシーなステーキは『哥利歐』ならではの逸品。

他にはない炭焼ステーキをメインとした贅を尽くしたスペシャルコースを、早速紹介していこう。

希少価値の高い最高級和牛！「特選但馬牛」をご賞味あれ

兵庫県三田市産を中心に、徹底的に管理された純血統の未経産雌但馬牛を厳選している『哥利歐』。

そもそも、昔から優れた資質をもつとされていた但馬牛は、自然豊かな閉鎖的な山中で交配を一切絶ち、現在まで受け継がれてきた品種で、神戸牛のルーツでもある。

純血種の但馬牛は貴重かつ最高級の和牛として、世界中のグルメに高く評価されているのはご存知の通り。

『哥利歐』で使用している特選但馬牛は、骨が細く、皮下脂肪が少なく、良質な筋繊維を持ち、赤身と脂の旨さの絶妙なバランスが魅力なのだとか。

さらに未経産牛は、脂肪の融点が低いため口溶けが良く、肉質が柔らかい特徴も。

同店では、そんな特選但馬牛のサーロイン、フィレ、ランプ、イチボなど様々な部位を楽しむことができる。

特製炉窯で、特選但馬牛の魅力を最大限に引き出す！

特選但馬牛の炭焼ステーキの厚さはサーロインなら2～3cm、テンダーロインは5～6cmという分厚さ。

特製炉窯により、輻射熱（ふくしゃねつ）や近赤外線などが肉を包み込みように加熱する事で、カットした肉の表面に対して垂直に火が入り、肉の繊維にも平行に熱が伝わっていくそう。

備長炭の風味も加わり、柔らかくジューシーに仕上がったステーキは、シンプルに塩胡椒のみでいただくのがおすすめ。

またお好みで『哥利歐』特製マスタードをつければ、さらに特選但馬牛の旨みや脂が堪能できるはず。

『哥利歐』のコースとアラカルトメニューから一部をご紹介！

※価格はすべて税・サ別
※2名様以上でのご予約

◆コース

特選但馬牛炭焼ステーキコース「卯月」

価格：30,000円
期間：4/30（木）まで

特選但馬牛を特製炉窯で焼いた「特選但馬牛炭焼きステーキ」をメインで味わえるコース。

炉窯で週に1尾のみ燻すという「自家製高温燻製サーモン」や、シェフが旬の食材で作る前菜、ステーキと同じ特選但馬牛で作った「ビーフコンソメスープ」など、上質な料理が並ぶ。

「卯月」コースの主な料理がこちら！

※写真はイメージ

「ラトビア産キャビアオシェトラジャガイモのクレープを添えて」
ラトビア産の100％ピュアなキャビアを、相性の良い風味豊かなジャガイモのクレープと自家製のサワークリームと合わせて。

「自家高温燻製サーモンの炙り」
創業以来、変わらぬ製法で仕上げたスペシャリテの自家高温燻製サーモンに、紀州備長炭で皮目を炙ってさらに香ばしさを加えた逸品。

「神戸牛赤身のマリネと春の香味野菜」
ベリーレアで焼き上げた上質で肉味の強い神戸牛赤身肉を和風テイストのマリネに。季節の香味野菜とともに楽しんで。

※写真はイメージ

「鞘巻海老とホワイトアスパラガスのサラダ」
九州から取り寄せた鞘巻海老をサラダに仕立てた一品。春の訪れとともに最盛期を迎える国産のホワイトアスパラガスは、茹で上げを温かいままサラダに合わせる事で、持ち味の香りと甘みをより感じられる。

「ガトーフレーズとピスタチオナッツのアイスクリーム」
大粒いちごと“ふわっ”と溶けるようなスポンジケーキにアマレットの香りを纏わせた、ピスタチオナッツのアイスクリーム。

◆アラカルト

「自家高温燻製サーモン」

価格：3,000円

スコットランド産のサーモンに下味をつける仕込みに5日を費やし、一尾まるごとナラ材の薪火を使い炉窯でじっくり燻製に。

創業以来変わらぬ製法で造りあげられる伝統の一品は、分厚い身に塩梅の良い薫香と濃厚な旨味が溢れている。

「特製コンソメスープ」

価格：2,000円

厳選された但馬牛の赤身から、ステーキ肉を成型する際に出るスジを使用。

香味野菜と合わせて丁寧に作り上げた滋味深い味わいの特製コンソメスープ。

創業から変わらないクラシカルな空間で極上のステーキを

料亭などが多く情緒豊かな築地の一角に佇む『哥利歐』。

レンガ作りの店舗の入口脇には、店名の由来でもあり美食家として有名なフランスの文豪バルザックの小説「ゴリオ爺さん」のモニュメントが設置されている。

重厚な木のぬくもりあふれるアンティークな家具とインテリアが並ぶ店内は、創業から不変。穏やかでくつろげる空間で、極上の一皿をご堪能あれ。