禁断の社内恋愛を楽しむ25歳女。彼女の恋が“絶対に許されなかった”ワケ

マッチングアプリに合コン、コリドー街といった歓楽街でのナンパなど…。

令和の時代は、日常生活で知り合うことのない人々との出会いで溢れている。

そこで東カレ読者から「20代男女の恋愛事情」を募集したところ、生々しい体験談が続々と集まった。

その艶やかな日常を、ほんの少し覗いてみよう。


Vol.9 職場崩壊させた女


名前:アヤ(仮名)
年齢:28歳
職業:講師


あなたは“サークルクラッシャー”という言葉を耳にしたことがあるだろうか?

それは学内のサークルや職場といった狭いコミュニティの中で、グループ内の人間関係を悪化させクラッシュさせるようなメンバーのことを指す。

サークルクラッシャーは特に、グループ内で複数の色恋沙汰を起こしコミュニティを崩壊させる女性が多い。…運悪く、そんな人に遭遇してしまった人もいるかもしれない。

今回登場するのは、かつて職場を崩壊させてしまったという典型的なサークルクラッシャー・アヤさん。そんな彼女の巧妙な手口とは。


アヤさん:子どもの頃から太っていて、目も腫れぼったく一重で、全くモテるタイプではなかった私。

「お兄ちゃんは可愛いのにね」「兄妹で男女逆なら良かったのにね」そう言われて育ちました。

だけど元デザイナーの母の血を受け継いだのか、絵は得意だったんです。なので大学生の頃にはその画力で化粧美人になり、院生のときには根性で10キロのダイエットに成功しました。

そうしたら、一気に世界が変わったんです。


東カレ編集部:何が変わったんですか?


アヤさん:まず、女の子からモテるようになりました!

美人で憧れてた先輩から「アヤちゃん、お人形さんみたい」って言われて。すごく嬉しかったのを今でもよく覚えています。

同級生からも「その格好かわいい!いつも可愛くしてるよね」と言われたりしました。…太ってた頃と同じ服なのに。

女の子が自分の周りにワーッと集まってきたっていうのが今までに無い体験で衝撃でしたね。


東カレ編集部:男性の反応はどうでした?


アヤさん:イケメンが相手にしてくれるようになりました!

太っていたときは、正直イケてない東大生とかと付き合ってました。可愛い友達は東大生でモデルの男の子とかとデートしていて。私のレベルじゃ無理だと感じてました。

だけど痩せてからはイケメン慶應生とか、イケメン医師とデートできるようになって!自分に寄ってくる男性の顔面偏差値が上がったのは確かな気がします。

やはり相手は、自分の“市場価値”を反映すると考えて相違ない気がしますね。


東カレ編集部:そこで容姿にこだわることは、重要なんだって気付いたんですね。


アヤさん:そうですね。見た目を褒められるようになってから、チヤホヤされることって特別なことなんだなって思いました。

いるだけで称賛されるってすごい事ですよね?どんだけ人生イージーモードなの?みたいな。だから本物の美人には勝てないし、心底羨ましいです。憧れます。


東カレ編集部:昔に比べると痩せて可愛くなったけど、それでもコンプレックスがあったんですか?


アヤさん:周りの友達がキレイな子ばかりで…まだまだ自分は可愛くないし、モテないと思っていました。

だけど大学院卒業後に就職した会社で、ある事件が起きたんです…。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo