「私、実は無類のイケメン好きで…」相手の“容姿”に妥協できなかった、婚活女子の行く末

マッチングアプリに合コン、コリドー街といった歓楽街でのナンパなど…。

令和の時代は、日常生活で知り合うことのない人々との出会いで溢れている。

そこで東カレ読者から「20代男女の恋愛事情」を募集したところ、生々しい体験談が続々と集まった。

その艶やかな日常を、ほんの少し覗いてみよう。


Vol.6 片道4時間かけて婚活した女


名前:ユウミ(仮名)
年齢:27歳
職業:OL


20代で結婚を決める人が少なくなっている。

都が発表した統計によると、2017年時点で女性の平均初婚年齢は30.4歳。20代での結婚に焦らなくなった女性が増える一方で、一刻も早く結婚したいと婚活に励む人もいる。

理由はそれぞれあるだろうが、今回登場する女性が婚活を頑張っていた理由は「結婚して、1日も早く上京したいから」。

20代で結婚を目指すほかの女子とは、異なった理由で婚活に励んでいた彼女。一体、彼女の婚活はどんな結末を迎えたのだろうか?


ユウミさん:大学卒業後、入社した部署は1年目から北海道転勤だったんです。…なのに私の住む地域には、歩いていて振り返ってしまうようなイイ男がいなくって。

この街では婚活できない!と思った私は、飛行機が雪の影響を受けない夏の期間だけ、毎週末都内に遊びに行ってました。

それで友人と遊ぶ傍ら、金曜日には必ずお食事会をセッティングしてもらって。


東カレ編集部:婚活へのガッツがすごいですね。そこまできたら、東京に引っ越した方が良さそうですが…。


ユウミさん:やりたくて選んだ仕事だったので、何かきっかけがなければ東京に戻ってくる決意が固められなかったんです。

お給料も年齢の割にはもらっていたので、年収が下がるような転職もしたくありませんでした。


東カレ編集部:北海道で「結婚してもいいかも…」と思えるような出会いは、全くなかったんですか?


ユウミさん:そうですね…、東大を卒業後、北海道赴任している大手ディベロッパーの方を友人から紹介されたことがありました。

それから何度かデートをしてみて。見た目も悪くなく、高身長だったのですが何よりもお話がつまらない…!

3度ほどデートを重ねましたが、フェードアウトさせていただきました。


東カレ編集部:あんまりピンと来る人がいなかったんですね。


ユウミさん:はい。それで、もう東京に通うしかないなって。

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