日本橋NEW OPEN！

「おまかせ」の一部。全16貫の握りも組み込まれ、ボリュームも十分

マンテンスシ

まんてん鮨

先付けに始まり、お造り、焼き物から握り……新鮮なネタと職人の繊細な手仕事が繰り出す皿を堪能できる「おまかせ」には、店の実力がストレートに反映される。それが、懐具合心配無用の5250円で叶うとなれば、予約困難も納得。

素材の良さはもちろんのこと、季節で味わいの異なる2種のウニ食べ比べ、海苔の食感を生かすため、手巻きスタイルで供されるかんぴょう巻きなど、独自の見せ場もしっかり織り込んでいるから、ますます心憎い。ここは迷わず、予約を急げ！

ビールは全銘柄、グラス￥480、パイント￥780均一

クラフトビアマーケット

バラエティの豊かさと味わいの多様性から、ともすると「難しい」とも思われがちだった、クラフトビールの世界。それを常時約30種類、気軽に挑戦できる全銘柄均一価格で提供し、オフィス街に旋風を巻き起こした『クラフトビアマーケット』の4店目が登場した。

これだけ豊富にビールを揃えていながら、毎日新しい銘柄が更新され、通っても飽きないためリピーターも続出。また、気軽につまめて文句なく旨いフード類の充実振りも、人気の秘訣だ。そしてここでは、より和のテイストを深め、「ビールに合う」オリジナルなアレンジを加えた各地の郷土料理が味わえる。既存店では、まだ寒いこの時期でも、店外の立ち飲みスペースまで連日満員の大盛況。今なら、この新店が狙い目だ

これが噂の「エアーズロック」。しっとりレアに焼きあがった肉の力強い旨みとすっきりした脂で、このサイズでもペロリといける

オオキヤタクミ

大木屋匠

今や、肉ラヴァーズの間で「エアーズロック」といえば、『大木屋』のリブロースステーキを指す。約800g、鉄板上にそそり立つ肉塊が香ばしく油をはぜ、焼けていく圧巻の光景。とはいえ、これはコースのなかの一品だ。季節の野菜や魚介をふんだんに使った料理の数々、大量の小海老で作る巨大な「大木式海老フライ」、総重量2・8㎏（！）のもんじゃと、コースは驚きの連続。

しかし、そこは破壊的なサイズ感のインパクトがウリではない。食材の選び方、使い方の贅沢さでお客の期待に十二分に応え、それでもなお有り余るサービス精神こそが「大木式」なのだ。

日暮里、市ヶ谷店ともに、コースのみだが、ここではアラカルトもあり。このサプライズ、まずは自身の舌と目で確かめてみるべし！