仕事着には取り入れづらいものだけど、休日のスタイリングくらいは大人の遊び心をどこかに忍ばせてもよいと思う。
なぜなら、そんなオンとオフとのギャップは、男性をより魅力的に見せてくれるから。いつもとは違う一面を見せられると、女性は思わず、グッときてしまうものなのだ。
そこで、冬にインナーとして差し色のニットを合わせる、というテクニックをおすすめしたい。
薄着の季節だと色が前面に押し出されるから、必然的に難易度は上がってしまうけれど、重くなりがちなコートやブルゾン、ダークトーンのコーディネートが街を席巻するこの季節ならば、“差別化”という大義をもって、その遊び心の効果は最大値となる。
上着から覗く差し色は、こだわっているぞ感も、さりげなく醸し出してくれるのだ。
子どもっぽくならないためには、ニットの素材が上質であることや、シルエットがカジュアル過ぎず、シンプルであることは言わずもがな。これによって差し色が映え、“大人の休日”感のバランスが絶妙になる。
シックに決めがちな、仕事のデキる男の平日とはひと味違う、余裕ある洒落感を演出するのに、眼鏡というアイテムも有効。
“眼鏡姿に思わずドキリ”というのはよく聞く話。ギャップをつくるという意味では、普段は掛けない眼鏡で印象を変えてみるのも、大いにありだ。
舞台は『ALMA』
住所:渋谷区東3-15-6 百百代ビル 1F
TEL:03-5468-5737
営業時間:【月曜~金曜】18:00~(L.O.24:00)
【土曜】16:00~(L.O.24:00)
【日曜・祝日】16:00~(L.O.22:00)
定休日:不定休
席数:32席
【DATA】
ニット¥29,000〈アルテア〉、パンツ¥27,000〈ベルウィッチ/ともにアマン TEL:03-6805-0527〉、コート¥48,000〈ロベルトコリーナ/ビームス 六本木ヒルズ TEL:03-5775-1623〉、眼鏡¥28,000〈イエローズプラス/コンティニュエ TEL:03-3792-8978〉
■クレジット
Photos/Masafumi Tanida@CaNN, Styling/Yosuke Mizuno(WOMEN), Tatsuou Sakai(MEN), Hair&Make-up/Jun Furukawa, Text/Shinji Mochida
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