デニムをよくはく人は、デニム姿が板についている。要するに、着慣れているものほど、自分に似合うスタイルがおのずとわかってくる、ということの例えだけれど、これって意外と的を射ている。
働く大人の男性にとっては、まさにスーツが然り。日常的に身につける、最も頻度の高いアイテムだからこそ、その着こなしは彼らにとって、お手のものであるはず。
ならば、それを仕事着のみで留めておくのはもったいない。せっかく板についたスーツスタイルなのだから、むしろ休みの日の選択肢に加えてみるのは、いかがだろう。
休みの日に袖を通すものとしては、最近増えつつあるツイードっぽい風合いのものがいいだろう。
たっぷりと厚い独特な生地感は、ビジネスのときとは違うリラックスした空気感をもたらすし、その場に居合わせた相手に対しても、柔らかく優しい印象を与えてくれる。
中には、タイト過ぎない首元のタートルニットを合わせて。休日に相応しく、構えない雰囲気にまとめることができる。落ち着いた色を選べば、きちんと感とのバランスも絶妙だ。
中をタイドアップに切り替えれば、格式高い場に訪れることだって可能。それでも、ビジネスシーンでのスーツとはひと味ちがう、「休日の大人の男」の佇まいが完成される。
そもそも、男性を最も魅力的に演出してくれるアイテムとされているのが、スーツ。一流の場所へ女性をエスコートする姿だって、もちろん様になる。
平日とはまた違うベクトルで勝負の多いオフだから、男の背中をそっと押してくれる、ツイード調のスーツを纏おう。
舞台は『ALMA』
住所:渋谷区東3-15-6 百百代ビル 1F
TEL:03-5468-5737
営業時間:【月曜~金曜】18:00~(L.O.24:00)
【土曜】16:00~(L.O.24:00)
【日曜・祝日】16:00~(L.O.22:00)
定休日:不定休
席数:32席
【DATA】
スーツ¥138,000〈ザ・ジジ/ビームス 六本木ヒルズ TEL:03-5775-1623〉、ニット¥44,000〈スローン TEL:03-6421-2603〉、シャツ¥23,000〈ボリエッロ/ビームス 六本木ヒルズ〉、タイ¥13,000〈アルテア/アマン TEL:03-6805-0527〉
■クレジット
[女性]Photos/Masafumi Tanida@CaNN, Styling/Yosuke Mizuno, Hair&Make-up/Jun Furukawa, Text/Shinji Mochida
[男性]Photos/Masafumi Tanida@CaNN, Styling/Tatsuou Sakai, Hair&Make-up/Jun Furukawa, Text/Shinji Mochida
年末は「港区」でワクワクしたい!
⇒アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。
⇒紙版をお求めの方はこちらから
※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。
この記事へのコメント
と突っ込んでしまいましたスミマセン。
ここのところ気になるジェンヌの退団が続いてて…