キューイーディークラブ
Q.E.D.CLUB
「3ヵ月先まで予定がびっしりだという近藤氏。「物理的に時間がない状況でいかにベストの結果を出せるか、基本的なことほど忠実に守ると難しいもの。接待にしろ『このひとは普段こういうのを食べているだろうから、これは新鮮なんじゃないかな』とか想像力がすごく必要になってくる。自然なホスピタリティなんて存在しない。相手が『このひとどれほど私のことを考えてくれているんだろう』っていう、“どんだけ感”があればあるほど感動するじゃないですか。この店も、こんな東京のど真ん中で和食もフレンチも鉄板焼きも頂けて、360年前の裏千家の茶室“好日庵”で、突然お手前が頂戴できるというサプライズができるなんて、いいでしょ?」。徹底的に時間をかけて想像し意図的に仕組んでいく、攻めのホスピタリティこそ、近藤氏が考えるネオ接待の真髄のようだ。」