2018.04.21
十人十色の麻布十番 Vol.1人は、“麻布十番”という街にどんなイメージを持つだろうか?
港区民が住まうセレブタウン。都内屈指の名店が集まるグルメの街。それとも、庶民的で気取らない、下町風情を残した居心地の良さ?
訪れる人によって、十人十色の景色を見せるこの街。
これは、麻布十番在住の少々奇抜な男女の生態記録である。
<今週の麻布十番住人>
名前:桃子
年齢:35歳
出身:仙台
職業:専業主婦(結婚8年目)
趣味:愛犬とお昼寝
好きな店:エクアトゥール
昼間の麻布十番を歩いていると、30〜40代と思しき綺麗な女たちがやたらと目につく。
デニムにシンプルなカットソーというラフな格好をしているが、細部に目を向けてみれば、一目でブランド物とは分からないが上質そうな鞄を持ち、指にはダイヤがきらりと光る。
よく手入れされた髪と肌を見ても、彼女たちが人並み以上に余裕のある生活を送っているのは明らかだ。
「きちんとメイクもしていなくてゴメンなさい。今朝はヨガに行ってシャワーを浴びたばかりで。時間がなくなっちゃったんです」
『イート・モア・グリーンズ』のテラス席に現れた桃子は、そんな美しい女の一人だった。ゆったりとした口調は、少なくとも“時間のない”人種には見えない。
彼女は、ここから徒歩5分ほどの高級賃貸マンションに住んでいる。
「ほら、ナナちゃん。お利口にしててね」
そう言ってバッグの中から桃子が大事そうに取り出したのは、真っ白な子犬のトイプードルであった。
―昼下がりの麻布十番で優雅に微笑む、犬連れの美人妻ー
そのいかにも“港区らしい”光景に、大いに興味をそそられた。
豆柴然りですけど。地道にスタンダードを追求して健全な犬を後世に引...続きを見るき継いで行こうとしているブリーダーもいれば、「生まれたものを何でもいいから高く売ろう」という浅ましい人間も多い業界です。
何よりティーカップが売れることで、虚弱同士でもいいからかけてもっと小さい犬を作ろうという動きも出ています。犬が可哀想です。
【十人十色の麻布十番】の記事一覧
おすすめ記事
2017.04.20
東京から恋が消える日
東京から恋が消える日:恋人よりも「いいね!」が大事!承認欲求は恋愛じゃ満たせない?
- PR
2025.02.21
ラグジュアリーホテルに、驚きの価格で宿泊できる!東カレ副編集長も大注目の“新サービス”とは
2024.03.12
今日、私たちはあの街で
妻子を大阪に残して、東京に単身赴任中の39歳男。ある夜、紹介された年下美女と意気投合してしまい…
2019.10.21
立場逆転
「やばい。グッときた…」恋人候補だった年下男に、美女が心を射抜かれた瞬間
- PR
2025.01.23
代官山で晴れやかに乾杯!東カレ初の「クラフトビールナイト」の全貌をレポート
- PR
2025.01.24
「温泉、行かない?」タワマン購入後の夫婦には、優雅な暮らしが続く秘密があった!
2019.09.16
NEO渋谷区男子
NEO渋谷区男子:会話の中にやたら英単語を入れる、“カタカナ野郎”の生態
2016.06.18
ハリネズミ男
ハリネズミ男:バブル世代と草食世代に挟まれた、プライドを死守する30代男子
2016.07.28
代理店女子マリア
代理店女子マリア:クリエイティブから営業への転落。それでもすがる、“代理店女子”という肩書き
2023.07.20
男と女の東京ミステリー
男と女の東京ミステリー:彼女のパソコンで見つけた大量の写真に、男が震え上がった理由
東京カレンダーショッピング
『かに物語』:〆まで楽しめる雑炊の素付き!蟹の旨みがたっぷりと溶け出すかに鍋セットミニ
『肉のABCフーズ』:黒トリュフ塩付!牛タン&A5ランク黒毛和牛を使った極上ハンバーグ
『東京京橋おばんざい醸』:肉を引き立てる3種の塩!A5黒毛和牛を使ったローストビーフ
『かに物語』:海老・帆立・蟹!ベシャメルソースに、各種海の幸をトッピングした贅沢グラタン
『UMIKARA』:薄切り・厚切り食べ比べ!特製出し汁で味わう若狭湾真鯛の鯛しゃぶセット
『パンツェロッテリア』:具材ごろごろボリューミー!フレッシュな野菜と肉感満載のフライドピッツァ
『オリベート』:黒トリュフ香る、口当たりクリーミーな究極のティラミス
『ミホ・シェフ・ショコラティエ』:日本を代表するショコラティエ―ルが作る、 ショコラ好きのための濃厚ガトーショコラ
『LOUANGE TOKYO』:アート感溢れるビジュアル!口溶けなめらかな大人の生チョコレートエクレア(6種)
『ル・ボヌール 芦屋』:しっとりサクサク!フリーズドライ苺にホワイトチョコをたっぷりと浸透させた新感覚スイーツ
この記事へのコメント