港区男子のお宅訪問 Vol.2

派手なイメージしかないエリート美容外科医の、意外と“地に足ついた”タワマンライフとは

「前は赤坂の低層マンションに住んでいたんです。クリニックも近くて便利でしたが、港区に住んでいるとどうしても“誘われ体質”になってしまって(笑)。

友人からの誘いは嬉しいし、みんなでわいわい集まるのも楽しいから好きなんですけど、もっと勉強する時間を確保したかったんです。

職場は実践の場なので、勉強するならそれ以外の時間を使わないと。仕事柄、そんなに深酒もできないですし。晴海に引っ越してから誘われる回数は、ちょっと減ったかな(笑)」

“港区断捨離”でタワマンへ。そこで変わったことは?


医者、それも美容外科医という肩書であれば、さぞや派手な暮らしぶりかと思えば、彼は仕事最優先の生活を送る勤勉家。

鉄さんのすべての選択のポイントは、仕事という軸のもとにある。

引っ越し場所に晴海を選んだのは、都心からの“断捨離”という目的もあったが、最初からタワーマンションを探していたというわけではない。

「内覧に行く時間もないですし、タワーマンションはセキュリティが安心。部屋から海が見えてスパが付いているのも気に入って、即購入を決めました」

さすが、デキる男に悩んでいる時間はない。即断即決が鉄則だ。

「港区に住んでいた時と比べてだいぶ健康的になりましたよ(笑)」

そう笑う彼の1日のタイムスケジュールを聞いてみると、毎朝6時に起床し、8km~9km走ったあとは自宅へ戻って仕事の準備をし、車でクリニックへ向かう。


仕事中はほとんどオペが入っているため休憩を取ることなくノンストップで施術をし、21時過ぎに帰宅。

その日のオペを振り返りながら自習し、23時には就寝するというストイックな毎日だ。

まさに、理想的な1日。

まるで何かのドラマから飛び出て来た、ミスター・パーフェクトのようである。

自分の患者からの相談のメールがあれば、できるだけスピーディに対応できるよう万事臨戦態勢を取っているため、休みはほぼないに等しい。

「僕にとってベストなのは仕事に全力を注げる環境。そういった意味では、いまの生活はとても充実していると思う」


暖かい季節はバルコニーのソファのうえで海を眺めながら本を読む。

たいていは仕事関連の医学書だが、それでもホッとひと息つける時間なのだという。

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