日本風アレンジはしない!本物志向の大人が選ぶべきカジュアルフレンチは神楽坂にあった!

騒がしいだけのビストロとは一線を画す、本物のビストロを使いこなす大人は意外と少ない。

パリにいるような気分にさせてくれる一軒は、フランス人も多く住む神楽坂にあった!


長年愛される本物の味を知っておきたい大人たちに
『ル・クロ・モンマルトル』


若い頃通った恵比寿や渋谷のビストロでは、どうにも居心地が悪くなってきた今日このごろ。我々世代にしっくりくるのは、路地にひっそりと佇むビストロだ。

神楽坂通りから1本入ると、外に漏れた店内の明かりが道案内の役目を果たしてくれる。フランス人の前オーナーが「石畳と坂の街である神楽坂は、パリのモンマルトルに雰囲気が似ている」と、この地に店を構えて以来、約20年。


ほとんどのメニューがオープン当初から変わらず、日本風のアレンジは一切なし。「フランス人が毎日食べても飽きないメニューを」という開店当初からのコンセプトを、今も貫いている。

たとえば、店のスペシャリテのひとつである「ブイヤベース ルイユソース添え」¥4,000。手長海老や貝などの魚介をじっくり3時間かけて煮出した奥深い味わいで、20年に渡り愛され続けている。


「仔羊すね肉トマト煮込みサフラン風味」¥2,600は、ホロホロと簡単にほぐれるまで煮込んだ定番メニュー。寒い日には体の芯から温めてくれる。


料理だけではない。店構え、内観、ギャルソン…。着席して一瞬で、自分は今パリの街角にいるのではないか?と錯覚してしまうほどの空気感こそ、この店の真骨頂。


また、カジュアルといえど、サーブは一流。キビキビと動くギャルソンたちの姿が気持ちいい。

“なんちゃって”ビストロにありがちな浮ついた雰囲気とは一味違う、ほどよい落ち着きとほっとするような温かみが感じられる。大人が選ぶべきビストロとは、こういう店のことを指すのだろう。

モンマルトルのかつてのシンボル、赤い風車のオブジェが目印!

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まだ神楽坂が残っていた!32歳からはこの街で大人の階段を上る

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この記事へのコメント

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田舎者
レンズ豆のサラダ🥗、マジで美味い😋!
2018/02/25 13:402

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