結婚維持活動 Vol.5

「住所を変えたくない」支配型の姑との窮屈な同居に耐え続ける、妻の本音

東京の女性たちは勘違いをしているかもしれない。

結婚できれば、それでハッピーエンドだと。

だが、生活を共にし始めてからが結婚生活の本番だ。

ー人間は判断力の欠如によって結婚し、 忍耐力の欠如によって離婚し、 記憶力の欠如によって再婚する。

フランスの劇作家、アルマン・サラクルーの言葉のように、「結婚維持」のキーワードは果たして、忍耐なのか?

この連載では、東京で「結婚維持活動」に勤しむリアルな夫婦の姿をお届けしよう。

今週は、夫に不満こそないものの、敷地内同居をしている姑に悩まされる結子の結婚維持活動を取材した。

結子は、待ち合わせ時間に30分ほど遅れてやって来た。


<今週の結婚維持活動に励む妻>
名前:結子
年齢:34歳
職業:専業主婦
結婚生活:6年
住まい:成城

なんていうか、支配型の姑なんです。


遅れてしまってごめんなさい。

私、夫の母が近くに住んでいるもので…ええ、敷地内同居です。建物はべつなんですが。急な用事を言いつけられることが多いんですよ。

今朝も急に、ご近所のお稽古仲間の家に届け物をして欲しいって、どうしてもお義母さまが仰るんです。

ええ、こうしたことなんてしょっちゅうですよ。

やっと下の子が幼稚園に入ってなんとか自分の時間が確保できる、ってなった途端に今度はお義母さまのご用事に追われる毎日です。

やれあそこへ行って限定のお菓子を買ってこいだの、生け花の展示会に付き合えだの。

自分の時間なんて、あってないようなものなんです。

それに、もう私のことを何から何まで支配しないと気が済まないんですよ。

やだごめんなさい、私ったら来た早々お義母さまの愚痴ばかり。

でもね、お使いやお付き合いは私別に苦ではないんです。お出かけは楽しいですし。

ただ、お義母さまの一番嫌なところって、人使いが荒いところじゃないんですよね。

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