2017.06.02
過ごしやすい気候が続くこの季節は、気持ちのいいテラス席のあるレストランが恋しくなるもの!
そんなときに足を運びたいのが、フレンチビストロ『Bistrot a la demande(ビストロ ア ラ ドゥマンド)』。
オフィスビルの立ち並ぶビジネス街にありながら、雰囲気はパリの街角にあるビストロさながら。開放的にグラスシャンパンを楽しめるテラスをご紹介しよう!
お客さんの要望に“仰せの通り”と応えてくれる柔軟なビストロ
JR田町駅から芝浦方面へ歩くこと6分。静かな住宅街に佇む1軒のフレンチビストロが、『Bistrot a la demande』だ。
お客さんのリクエストに応えたいという思いから名付けられた、店名の“ア ラ ドゥマンド”はフランス語で“仰せの通り”という意味。
なんと、広々としたテラス席や、併設のブーランジェリーまでも、常連さんの要望に応えて誕生したものだというから驚き!
朝・昼・夜といつ訪れても美味しいビストロ料理が味わえる!
朝8:00からいただけるモーニングメニューもまた、お客さんからの熱いリクエストに応えて誕生したもの。
朝食には自慢のフレンチトーストやオムレツ、昼はパスタやランチコース、夜はお酒と一緒に楽しめるビストロ料理と、1日のどんなシーンにも利用できる店。
朝・昼・夜と田町のグルメたちを支え続けるフレンチビストロなのだ。なかでも今回は、常連客が愛してやまないスペシャリテを含む2品のディナーメニューをご紹介しよう!
日本の鯛めしがフレンチ仕立てに!
訪れた人のほとんどがオーダーするという自慢のスペシャリテが、『アラドゥマンド特製“フレンチ鯛めし”』。
「フランスでは現地の食材を使った郷土料理が一番美味しいと感じたので、日本で作るフランス料理には和のエッセンスを取り入れたいと考えたのです」とオーナーシェフの横田氏。
そんな彼が、銀座のフレンチレストランで働いていた当時、近くの料亭の名物だった鯛茶漬けから発想を得て生み出したのが、フレンチ業界に一石を投じるフレンチ鯛めしだ。
鍋の中で存在感を放つ鯛のグリルは、焼き目をつけた後に鍋の中で蒸しあげるため、皮は香ばしく身はふっくらホクホク。
味の決め手となるのは、ズバリ鯛の出汁! 鯛の頭、昆布、干し椎茸や日本酒など和の食材ふんだんに使い、フレンチの技法でフュメ・ド・ポワソンという魚の出汁に仕上げる。
この出汁で炊き上げた鯛めしは、しっかりとしたフランス料理の味わいでありながら、どこか日本を感じるほっとするような美味しさだ。
この鯛めしには最後にとっておきの楽しみ方が!残り半分ほどになったところで、茶碗に鯛めしとフュメ・ド・ポワソンのスープを注ぐ。すると鯛の旨みたっぷりのスープご飯へと大変貌を遂げるのだ。
スルスルと胃袋に落ちるスープご飯はフランス料理を満喫した後でも、さっぱりといただける。
この記事で紹介したお店
ビストロ ア ラ ドゥマンド
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