ウルトラ・プレミアムテキーラの製造現場に東カレがメキシコ潜入取材!

抽出するのは、クリスタル・クリアな上質テキーラだけ。

発酵させたアガべのジュースは、銅製のポットスティルの中で約6時間かけて濃度を調整していく。タオナミルの工程では繊維を入れたまま蒸留し、ローラーミルでは繊維を含まずに蒸留する。

2回の蒸留を通して、それぞれ蒸留の始めと終わりに発生する不純物やアルコールを取り除き、最終的にアルコール度55%の上質なアガべだけを取り出す。

そして、ここで抽出された蒸留物をブレンドすると、全てのテキーラのベースとなるパトロン・シルバー(ブランコ)になるのだ。

そして最後に、テキーラの味を決定づける熟成段階へ。ここまでの工程にかかる期間は1週間。熟成させたテキーラは、「レポサド」と「アネホ」と呼ばれるテキーラになり、最終的に箱詰めして出荷される。

ラムやウィスキーと同様、テキーラも樽の種類や熟成期間、ブレンドの仕方によって風味や深みは全く異なり、テキーラと言えども、その世界は奥深い。

パトロン社では、新品のフランス産オーク樽、中古のアメリカ産オーク樽、新品のハンガリー産オ―ク樽を採用しており、使用する樽と期間次第でテキーラの風味や香りは千差万別。前述した最高級の「グラン パトロン バーディオス アネホ」は、アメリカ産とフランス産のオーク樽で最低1年熟成させた後、再度蒸留し、ビンテージボルドー樽に保存して仕上げているそうだ。

テキーラ通ほど、熟成30日以内もしくは熟成させていないシルバーを好む人が多いのだとか。

自分だけのテキーラ樽を購入することも

蒸留所ツアーの最後には、バレルセレクトの体験を。

1バレル400万円ほどするが、熟成樽の種類と保管場所、熟成期間が書かれた資料からいくつか選択して、試飲することが出来る。パトロンの味わい深さとその希少性に魅了され、海外から資料を取り寄せて遠路はるばるこの蒸留所まで足を運ぶセレブリティもいるそうだ。

さて、ここまで長々とパトロンの製造過程を説明してきたが、パトロン社が凄いのは、蒸留所ツアーや併設するホテルでの体験だけでなく、レストランプロデュースでのブランド体験にも力を入れて顧客との接点を持っているところだ。

パトロンブランドを堪能出来る、そのレストランの姿とは…?

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