女の幸せはキャリアか?それとも結婚か?
婚活に燃える同僚、キャリアに突っ走る先輩の間でどちらも選びきれない32歳の麗子。彼氏ナシ。
そんな彼女を癒すのは、その麗しき名前に似合わない?賑やかなバルでの心地よいひと時。「お酒を飲んでいる時間がいちばん楽しい!」と、現実逃避のごとく、今宵も一人、素敵なバルを探して東京を彷徨う。
悩みに悩み、軽いうつ状態になっていた麗子は、祐二に誘われバルへ。河村のことを相談すると祐二は「人を条件で選ぶなんておかしい」と麗子を一蹴する。おかげで自分らしさを取り戻す麗子。仕事か結婚か。果たして最後に選ぶのは……。
祐二と朝まで飲んだ翌朝
今朝はひさしぶりに明るい気分で目が覚めた。昨日『grigio』に行く前は自己嫌悪で潰れそうだったのに。心に蓋をしていたところを、祐二がこじ開けてくれたおかげで、モヤモヤしていたものがはっきりした。
麗子はマキネッタを取り出し、学芸大学の『ストリーマーコーヒー』で買った豆でカフェ......
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