彼女が絶対喜ぶ!二人で浴衣をとことん楽しむ食事デートはここで決まり!

次に登場する鱧椀は、こちらも夏らしい一品。はまぐりと鱧のあらからとった出汁と豆乳をあわせた白いつゆに鱧が浮かび、なんとも滋味深い。

この店で使用する豆乳は、八王子にある自社とうふ工場から毎日直送される新鮮なもの。厳選された高級大豆を使用し、水は八王子・大和田の銘水を使用している。そのため、風味は濃厚で豆の香りや甘みを強く感じられるのだ。

二人で焼くのも楽しい、名物・団欒炭火焼

年間を通じて楽しめる団欒(だんらん)炭火焼は、ここ『とうふ屋うかい 鷺沼店』の名物。自家製のあげ、とうふのすり身入りのさつまあげ、ふっくらとしたはんぺんをその場で焼くもので、焼きたてを鰹節や薬味など好みの味つけで味わえるのが特徴だ。

あげにはお店で火入れした金山寺みそをつけて食べるのがおすすめだとか。はんぺんやさつまあげにたらすとたまらないしょうゆはとうふ屋うかい特製のもので、お土産としても人気の一品。「ゆかた祭り」に浴衣で来店するとプレゼントされるのがうれしい。

お店のかたに頼んでちょうどよい具合に焼いてもらうこともできるが、せっかくデートで行くならば、焼くところから二人で楽しむのもいいかもしれない。

ひんやりと冷たいお出汁で味わう
甘みあるとうふは絶品!

なんとも涼しげな「二ツ井とうふ」。特注でつくられたという真鍮の器には特製のだし汁が張ってあり、丸くすくいとられたとうふがじゅんさいとともに浮かんでいる。ここから人数分をすくって供される。

ポイントは、このメニューのためだけにていねいにとられた濃い利尻昆布のだし。そこに特製の吟醸とうふを浮かべ、提供する前にだしの中に氷を入れることでちょうどいい具合に薄まるのだという。

美しくすずやかな見た目のこのとうふを口に運ぶと、日中陽にさらされた身体をしずめるようなひんやりとした食感。だしのうまみとともにしっかりとした歯ごたえと甘みが口に広がる。まさに絶品だ。

牛タン、ばらちらし、デザート……
バラエティに富んだコース

お肉料理には、もろみみそと胡椒の効いた牛タンを目にも鮮やかな夏野菜の素焼きとともにいただく「牛タン胡椒焼」が。
さらに白身はしょうが醤油、赤身はだし醤油などそれぞれの魚にあわせて漬けられた深い味わいのばらちらしは思わず写真に収めたくなる美しさだ。

なめらかな自家製マンゴーアイスをつかった夏らしいマンゴーパフェと最中のデザートを味わったあとは、水音の響く広い庭を散歩するのも一興だ。

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