肉業界に新たな刺客?!  パリ“最強”ステーキが西麻布に上陸!

ここ数年日本を席巻している“熟成肉ステーキ旋風”。昨年秋“世界一の肉屋”といわれるパリの『ユーゴ・デノワイエ』のオープンで、肉シーンの盛り上がりは最高潮になるとともに、一旦落ち着くかと思われた。

が! 今年4月、その落ち着きを吹き飛ばす新たなトピックスとして、“パリでもっともおいしいステーキ店”と称される『ル・セヴェロ』が日本初上陸! 肉界隈の盛り上がりはさらに加速しそうだ。

西麻布交差点から南に1、2分歩いた外苑西通り沿いある。パリ本店同様に赤く塗られたファサードが目立つ。

刺客の正体は、パリでステーキといえば必ず名が挙がる超有名店

待ってました! そう思った食通も多いはず。なぜならこの『ル・セヴェロ』の本店は、パリNo.1ステーキの名を欲しいままにする有名店。パリでステーキ? そう、牛のステーキという料理は、ビストロ料理の超王道。

ステーキに目がないパリジャンパリジェンヌで連日にぎわう『ル・セヴェロ』の上陸こそ、日本の肉マニアが待ち望んでいたトピックスなのだ。

有名フレンチ『アルモニ』の跡を居抜き使用。が、居抜きとは思えないほど『ル・セヴェロ』に馴染む、いい雰囲気だ。

『ル・セヴェロ』の人気の理由は、オーナーのウィリアム・ベルネ氏が手掛ける熟成肉の完成度の高さにある。酪農家の家に生まれ、精肉店で経験を積んだ後に飲食業界へ入ったベルネ氏は、肉のすべてを知り尽す、真の肉のプロフェッショナルといえよう。

前述の恵比寿『ユーゴ・デノワイエ』のシェフ・斎田武氏や、元六本木『祥瑞』、現京都『ル キャトーズイェム』のシェフ茂野眞氏なども『ル・セヴェロ』卒業生だ。

さて、待ち望まれた日本の新店はどんな店なのか。場所は肉の激戦区・西麻布だ!

「“バザス”牛熟成ランプ」(4,900円)。しっかりとした肉質と旨みは、海風の強い地域で草を食べて育つことで生まれる。

噛めば噛むほどあふれ出る肉々しい旨み。これぞ至福の熟成牛ステーキ!

早速肉を味わってみよう。まずはフランス・ボルドーに近いバザス村で育つ銘柄牛「バザス牛」のランプを5週間熟成させたステーキ。

このバザス牛、“フランスの神戸牛”と形容されることもあるのだとか……それほど希少な肉というわけだが、海に面したミネラル分が豊富な土地の牧草を食べて育つ牛のため、深い旨みが特徴だ。

外はカリカリに、逆に中はしっとりと柔らかく焼き上げられた肉をひと口噛むと、ぶわっと味の塊があふれ出る。頭の中はすっかり肉に支配される。

後から鼻をくすぐるのは、熟成ならではの芳しいナッツ香。上に散らされたニンニクとポワローのフライの香ばしさが、肉の旨みを助長する。さすがパリ最高峰のステーキ!

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