今日会えるイケメン店員 Vol.2

今日会えるイケメン店員:中目のワインバーのオーナーは客を変な色目で見ていた時代もあった!?

東京という場所で戦い続けて10年。
ついに手に入れた自分の店

「いや~、こうやって見ると老けたな~」

撮影中、恥ずかしそうにmacのモニターで自分の写真をチェックしている男は、中目黒のワインバー『葡萄酒処 SCAD』のオーナー、山下賢一さん(38歳)。

ウッドベースのインテリアに当てられた間接照明がスタイリッシュな店内は、カウンター形式でスタッフとも気軽に会話ができるアットホームな空間となっている。店の奥には個室もあるのでちょっとした飲み会の席にも使えそうだ。

「『葡萄酒処 SCAD』は今年で3年目になります。クオリティーの高いワインやシャンパーニュを厳選してお出ししています。1杯からでも楽しめるので、ひとりで来られるお客さまも多いですよ」

しかもこの店、その良質な酒に合わせたチーズやパスタ、本格的な煮込み料理など、種類豊富な食事が夜中でも楽しむことができる。

「ここを始める前は恵比寿のシャンパンバーで8年間働いていました。そこでの経験は今の自分の核となっていますね。本当にたくさんの出会いがあったし、店長という立場でスタッフを育てたり、接客の改善策を考えたり、辛いこともたくさんありました。でも自分の人生の中ですごく密度の濃い貴重な時間でした」

シャープな顔立ちにしっくりハマる低めのハスキーヴォイス。髪型から足の先までビシッとキマッている。綺麗に整えられた髭からは、アラフォー男性のセクシーさが漂う。そしてその見た目からは想像がつかないくらい、山下さんの話し方は穏やかで優しく、聞いていて心地がいい。

「僕、神戸出身なんですよ。20代前半から飲食の世界に入ったんですけど、ずっと東京への憧れは強かった。僕にとって東京ってやっぱり特別な場所です。戦う場所というか、立ち止まっていられない場所。一歩でも二歩でも常に前に歩き続けてないとアッという間に取り残されてしまう」

“東京は戦う場所”。普通の男なら口にするのが少し気恥ずかしいようなこともサラッと言えてしまうところも、男気が感じられてカッコいい。

“カッコいい大人は”いつもいい刺激を与えてくれる

山下さんは、サービス業一筋で約20年間やってきた。ワインソムリエに加え、飲食の道を極めるべくチーズソムリエやシガーソムリエの資格も取得した。では、オーナーとして自分の店を持った今の心境は……?

「独立は若い頃からの夢だったので、すごく嬉しいです。でも、条件さえそろえば店を出すって誰にでもできることなんですよ。大事なのはそれを継続していくこと。お客様にずっと通ってもらえるようなそんな店作りをし続けなければいけないんです。東京ではそれが難しいし、常に勝負するって感じです」

いい酒、いい空間、そしていい接客。山下さんは、みんなから愛されるバーに欠かせない要素はこの3つだと語る。東京で自分の店を手に入れて夢を叶えた山下さんは、さらにもっと先を見据えている。つねに前に進み続ける、そのモチベーションはどこにあるのか?

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