「バランスの傑作」と称されるミツコによる、神秘的かつ情熱的で、カリスマ性のある香り
「バランスの傑作」と称されるミツコは、シプレーノートの代表とされている。シプレーとは、地中海のキプロス島で生まれた香りで、ミツコが誕生した当時キプロス島は、シプレーノートに欠かせない東洋からの香料が手に入る土地だったそうだ。
今回のフレグランスは、ピーチのフルーティノート・ベースに魅惑的なウッディノートを用いることで、ジャスミンとメイローズにピーチを合わせたハートなベースから、スパイスの香りがほのかに立ち上る、アンダーグロースとベチバーが溶け込んだミステリアスなベースへと誘うものとなっている。
松やヒノキの香りが分からない日本人は少ないと言われるほど、私たちにとって木々の香りは身近な存在であり「ミツコ」の香りを特徴づけるシプレーノートには、愛着や心地よさ、懐かしさを本能的に感じさせる。いわば、日本人女性の琴線に響く香り。意識せずとも日本人女性の在り方に呼応すると言えるだろう。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。