銀座の超名店でこのお値段!?お得すぎるランチ厳選8店

銀座といえば、とかく「高い」というイメージがつきもの。地価日本一を誇る街なのだから、それもまあ、むべなるかなではあるが。

そこで、大枚はたくべきは、昼。圧倒的な費用対効果のある昼餐が待っている!

“1一葉”=¥5,000で限界まで満ち足りる!高級店の超お得ななランチ

夜ならばウン万円はくだらない銀座の名店にして、お昼はぐっとリーズナブル。そんなたった“1一葉”=¥5,000までの予算で、大満足なランチメニューがあるお店は、この3店。

ばらちらし¥3,000は、修業を積んだ『鮨 青木』でも人気の品。仕込みは実に手間が掛かるが、敬意と心意気で作り続けている。手前の蒸し鮑は、ハマグリのない時期のみ入る、スペシャル

名店のDNAに個性をちりばめて
『鮨 鈴木』

店主の鈴木孝尚氏は、同じ銀座の名店『鮨 青木』で足掛け22年間修業を積み、2015年独立。強豪が多数ひしめく銀座にあって「今が食べどき」と食通の間での評価も高い鮨店だ。

とりわけ評判を呼んでいるのが、採算度外視なのでは!?と心配になってしまうほど、豪勢な内容の昼メニューだ。小肌、かんぴょう、おぼろ、椎茸など、それぞれに「煮る」「〆る」といった江戸前の仕事が施された具材約10種を使ったばらちらしは、なんと¥3,000。

握りのセットならば、8貫に玉子焼きと巻物がついて¥4,000。夜ならひとりあたりの予算が2万円を下らない高級店であることを思えば、これは破格と言っていい。いずれも平日のみの愉悦だ。

握りは、写真の数に巻物が付いて¥4,000~。なお、土日はばらちらしは無しで、握りは¥10,000~となる

鮨にまつわる仕事はすべてひとりで取り仕切る鈴木氏。シャリを赤酢で仕立てる、ばらちらしに使う海老を才巻ではなく車で、など、修業先の仕事も踏まえた上で、自身なりのやり方も採り入れて、個性を磨いている

ランチも予約は忘れずに!

ウニ。函館の天然物をたっぷり使い、大葉で包んで。トロッとした舌触りに続いて、口いっぱいに磯の香りが広がる。料理はすべてランチコース¥5,400より

日本の食文化を真摯に伝える
『天ぷら 銀座おのでら』

「銀座から世界へ」を合言葉に日本の食文化を発信する『おのでら』。寿司、鉄板焼きに続いて2015年10月にオープンした最新店は天ぷら。昼コースはお値打ちの¥5,000だ。

「揚げ油は何もブレンドせず、太白胡麻油のみ。衣も薄いから軽く、女性でも食べやすいのが特徴です」と料理長を務める石井宏道氏。

穴子天丼。¥5,000コースの〆で登場。甘さ控えめの上品な味わいで、女性でもペロリといける

値段以上に驚くのはクオリティ。先付は高知産塩トマトと新タマネギの土佐酢で、出汁が効いて酸味も良い塩梅。海老2、魚介3、野菜4で穴子天丼という流れだが、魚介には何と、ウニが登場。

「多くの店が凌ぎを削る銀座は、郊外で同じ値段を出すより、ずっとお得かもしれませんね」微笑む料理長の言葉に、大きく頷くのだ。

フキノトウ。初春に食べたいタネの代表

都内のホテルで14年というキャリアがある石井宏道料理長。毎朝、河岸へ出向く。副料理長を務める下山正義氏とのコンビネーションもばっちりで、ふたりで「何か面白いものを」と常々、相談し、仕入れているという

店内はカウンターのみ10席

さわらのわら焼き。『一二岐』では鰹だが、こちらは鰆。「良い鰆の入るルートがありまして。鰹とは全く別物です」。薫香が心地良く、長崎・五島列島で海水の上澄みだけで作られる、ミネラル分豊富な“一番塩”、スライスニンニクとともに。志野焼の器も美しい

正統派懐石で名を轟かせる
『銀座 よし澤』

階段の途中に鎮座する鍾馗様に導かれるまま、下へ向かうと飛石に砂利、蹲の設え。一枚板の美しい檜のカウンターに腰を落ち着ければ、何とも贅沢。ランチとは思えない健やかで落ち着いた心持ちになる。

国内外で高い評価を集める『ぎんざ 一二岐』。店主である吉澤定久氏は長く京都で研鑽を積んだ気鋭の料理人。自身の名を冠した、この店を新たに開いたのは一昨年末のことで、以来、ランチも夜と同等の懐石料理を供してきた。

それにしても、コース¥5,000とは安過ぎるのでは?

八寸。京都・堀川牛蒡に百合根を射込み、あられをまぶした揚げ物、菜の花のお浸しと芥子の白和えといった春を思わせる料理が登場。桃の花をあしらい、特注の杉板の器に盛り付けた。料理はすべてランチ懐石コース¥5,400(サービス料なし)より

「私自身、まだまだですから」。謙遜するが、コースには名物「さわらのわら焼き」がお造りとして登場。口開けを彩る八寸も季節を静かに語って、見事。さらには懐石の華、お椀もあり、そして、焼き物もあり。〆は陶工・中川一辺陶氏の信楽焼で炊く土鍋ごはん。煮え花からお焦げまで、四段階で楽しめるのも、夜と同じだ。

「やるからにはとにかくちゃんとしたものを」この強い向上心があるからこそ、ゲストはランチから心髄という、僥倖に巡り合えるのだ。

土鍋炊きご飯にはちりめん山椒のほか、昆布の佃煮や大根と胡瓜の糠漬け、鰆の山椒炊きなど、たくさんの香の物が付くのも吉澤流

京都で8年間修業し、さらに東京でも和食店や割烹で研鑽を重ねた店主の吉澤定久氏。食材の走りと旬、名残を大切に、持ち味を最大限、引き出して独自の日本料理を構築。高い評価を得ている

6名、4名用の個室も。夜は接待の場としても重宝する

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