超豪華メンバー!東洋経済120周年フォーラムで企業戦略の未来を考える

現役バリバリの方はもちろん、現在は一線を退いたかつての企業戦士たちも、多くのビジネスマンが東洋経済新報社の情報に支えられてきた。その東洋経済新報社が創立120周年を迎え、記念事業として「企業の継続的な発展」をテーマにフォーラムを開催する。

急速なスピードで世の中が変化し続ける中、企業がどのようにすれば持続的に成長を続けることができるのか?錚々たる顔ぶれの登壇者と参加者が一体となって考察するという、貴重な機会をお見逃しなく。

まるで歴史書のような創刊当時の東洋経済新報の表紙は、横書きが右始まりの時代のもの。そして平成の現代は、ビジネスマンは片手で画面をタッチして情報をめくる時代となった。


時流におもねらず、独自の言説を展開し続けた120周年

1895年(明治28年)の創立以来、3世紀にわたり実直に日本経済の発展に寄与する事を使命としてきた東洋経済新報社。現在刊行されている週刊誌で最も歴史のある『週刊東洋経済』や、企業情報のバイブル的存在『会社四季報』を中核に、信頼できる経済情報を発信し続けて120周年を迎えた。

時代の変革とともに、雑誌・書籍の刊行、データベース事業に加え、電子出版事業や『東洋経済オンライン』などネットを通じたビジネス情報・投資情報の発信にも注力。スマホなどの電子デバイスに形を変えつつ、そのスピリットは脈々と受け継がれている。

そんな東洋経済が120周年記念事業のひとつとして、超豪華なメンバーを取りそろえたフォーラムを開催する!

《エグゼクティブフォーラム:プログラム》

◇基調講演 13:05~14:00
「成長する未来戦略:20世紀に見た夢を超えて」

【登壇者】一橋大学イノベーション研究センター 教授 米倉誠一郎 氏

一橋大学イノベーション研究センター 教授 [撮影:御厨慎一郎]

米倉誠一郎 氏/SEIICHIRO YONEKURA

現在、一橋大学イノベーション研究センター教授、六本木アカデミーヒルズ日本元気塾塾長、プレトリア大学日本研究センター顧問、『一橋ビジネスレビュー』編集委員長。

一橋大学社会学部(1977年)・経済学部(1979年)卒、同大社会学修士(1981年)。ハーバード大学PhD(1990年)。企業経営の歴史的発展プロセスを戦略・組織・イノベーションの観点から研究。「経営革命の構造」(岩波新書)、「企業家の条件」(ダイヤモンド社)など多数の著書を発表している。

◇特別対談1 14:00~15:00
「未来へ成長を続けるための戦略思考とは」

【登壇者】
サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長 新浪剛史 氏
一橋大学国際企業戦略研究科 教授 楠木建 氏

サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長

新浪剛史 氏 /TAKESHI NIINAMI

1959年1月30日生まれ。1981年4月、三菱商事株式会社 入社。三菱商事が出資したローソンの経営陣に抜擢され2013年に、株式会社ローソン 代表取締役CEO、14年5月株式会社ローソン 取締役会長に就任。14年10月より現職。

1991年6月ハーバード大学経営大学院修了(MBA取得)。現在、公益社団法人経済同友会 副代表幹事、内閣府税制調査会 特別委員、内閣府経済財政諮問会議 議員など、多数の公職も務める。

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 SPECIAL TALK Vol.1
 SPECIAL TALK Vol.2

一橋大学国際企業戦略研究科 教授

楠木建 氏 /KEN KUSUNOKI

一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。大学院での講義科目はStrategy。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(1992)。ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授などを経て、2010年から現職。

著書としては、「好き嫌いと経営」(東洋経済新報社)、「戦略読書日記」(プレジデント社)、など多数ある。趣味は音楽(聴く、演奏する、踊る)。1964年東京都目黒区生まれ。

※休憩(15:00~15:20)

◇特別講演 15:20~16:20
「ネスレ日本のマーケティング経営」~ソリューション型イノベーションへの挑戦~

【登壇者】
ネスレ日本株式会社代表取締役社長 兼 CEO 高岡浩三 氏

ネスレ日本株式会社代表取締役社長 兼 CEO

高岡浩三 氏 /KOZO TAKAOKA

1983年、神戸大学経営学部卒。同年、ネスレ日本株式会社入社。各種ブランドマネジャー等を経て「キットカット受験生応援キャンペーン」を成功させる。2010年、新しい「ネスカフェ」のビジネスモデルを構築。同年11月より現職。

「ネスカフェ アンバサダー」などの新しいビジネスモデルの構築を通じて高利益率を実現する一方、人事や営業などの管理部門も含め、あらゆる部門に「マーケティング」を採り入れ、グローバルに通用する成熟先進国ビジネスモデルの構築に力を注ぐ。2014年から、ワールド・マーケティング・サミット・ジャパン カウンシル代表を務める。

◇特別対談2 16:20~17:30
「大胆なイノベーションで新しい未来を創造するには」

【登壇者】
筑波大学大学院 教授/サイバニクス研究センター センター長
内閣府ImPACT プログラム PM CYBERDYNE 株式会社 代表取締役社長 山海嘉之 氏

株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲充 氏

【進行】東洋経済オンライン編集長 山田俊浩 氏

筑波大学大学院 教授/サイバニクス研究センター センター長 内閣府ImPACTプログラム PM CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長

山海嘉之 氏 /YOSHIYUKI SANKAI

1987年筑波大学大学院修了。工学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学助手、講師、助教授、米国Baylor医科大学客員教授を経て現在は筑波大学大学院システム情報工学研究科教授、筑波大学サイバニクス研究センター長、CYBERDYNE(株)代表取締役社長/ CEO、内閣 ImPACT:革新的研究開発推進プログラム プログラムマネージャー。内閣府 FIRST:最先端サイバニクス研究プログラム研究統括、日本ロボット学会理事、評議員、欧文誌理事、委員長、世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Agenda Council Member等を歴任。日本ロボット学会フェロー、計測自動制御学会フェロー。2005年11月「World Technology Award大賞」を受賞。

株式会社ユーグレナ 代表取締役社長

出雲 充 氏 /MITSURU IZUMO

1998年に東京の駒場東邦高校から東京大学文科三類入学。在学中に米国スタンフォード大学で開催された「アジア太平洋学生起業家会議」の日本代表を務め、3年進学時に農学部に転部。2002年に東京大学農学部農業構造経営学専修課程卒業後、東京三菱銀行に入行。 2005年8月に株式会社ユーグレナを創業し、代表取締役社長に就任。同年12月に、世界でも初となる微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader選出(2012年)、第一回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」(2015年)受賞。 著書に『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』(ダイヤモンド社)がある。

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あの「スタートアップ」経営者のここぞのチカラ飯 Vol.2 Vol.1

東洋経済オンライン編集長

山田俊浩 氏 /TOSHIHIRO YAMADA

1971年、埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業。1993年に東洋経済新報社入社し、会社・業界担当記者として活躍。特にIT・インターネッ ト関連企業に詳しく、週刊東洋経済誌上で「アマゾンの正体」「ネット新金脈」「メイカーズ革命」などの大型特集を企画した。著書に『稀代の勝負師 孫正義の将来』(東洋経済新報社)。2014年5月から現職。月間ページビューを4000万(2014年5月)から1億3000万(2015年12月)に拡大させた。

《開催概要》

開催日時:3/10 (木)13:00~17:30(12:30 開場)
会場:イイノホール(千代田区内幸町2-1-1)
参加費:21,600 円(消費税込み)
主催:東洋経済新報社
申し込みURL:https://toyokeizai.smartseminar.jp/public/seminar/view/348

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