
そこが1位か!? 2015年の都内新築物件人気エリアランキング
◆新築一戸建て編
23区中最多人口を誇る『東京都世田谷区』は3年連続で第1位
新築一戸建て編は、3年連続で『東京都世田谷区』が第1位に輝いた。成城や奥沢、二子玉川といった高級住宅地や、サブカルチャーの街である下北沢や三軒茶屋のイメージが強いエリアだが、駅前に商店街が広がる庶民的な街も多い。
路線のどれもが区を東西に横断しているため、南北の移動には路線バスが便利。また、大きな公園も多く、緑被率は東京23区内で練馬区に次いで第2位。多くの河川も流れ、自然に恵まれているのも魅力的だ。
第2位は文の京『東京都文京区』
閑静な住宅地が多く、区内に大きな繁華街を持たない。東京大学をはじめ、お茶の水女子大学、日本女子大学など多くの教育機関が揃う。
また、先端医療が盛んであり大規模病院が多いのも特徴だ。多くの史跡や神社、また六義園や小石川後楽園などの庭園も残る。安定して高い人気を誇るが、供給数が少なく価格相場も高めである。
昨年の10位圏外から堂々の第3位『東京都江東区』
見事トップ3入りを果たした『東京都江東区』。豊洲や東雲など、東京オリンピックに向けインフラ整備がさらに進んでいく湾岸エリアを中心に、人気が高まっている。
2016年には築地市場が豊洲に移転して来るなど、話題性も高い。特に湾岸は高層マンションが多く供給されているのに対し、一戸建ては内陸に多いのだ。
東京のベッドタウンとして人気の街がトップ10入り
新築マンション編の上位10エリアがすべて東京23区だったのに対し、新築一戸建て編では「埼玉県さいたま市浦和区」、「埼玉県和光市」、「千葉県船橋市」、「神奈川県鎌倉市」がランクインした。
なかでも第7位の「埼玉県さいたま市浦和区」にある浦和駅は、昨年3月にJR上野東京ラインが開通。新宿や渋谷だけでなく東京、新橋、品川などのオフィス街にも直通で40分以内と時間が大幅に短縮され、都心に通う社会人にとってさらに利便性の高いエリアとなった。
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