まだまだ新しくて美味しくてお手頃!麻布十番でツバ付けしたい名店

流行に敏感で、舌の肥えたグルマンが夜な夜な集う大人の街、麻布十番は実力派シェフにとっても勝負をかけるにふさわしい場所。

ここでは、ここ数年でオープンした中でも、コストパフォーマンスの高い名店を厳選してご紹介。覚えておいて損のない実力店ぞろい!

能登の自然の中で3 年かけて飼育された希少な国産七面鳥の肉を部位ごとに食べ比べできる「七面鳥の囲炉裡裏焼き」(¥4,500)

珍しい食材に出合えるカウンターフレンチ
『ビストロ釜津田』

この店をオープンするにあたって、シェフの釜津田 健さんが最もこだわったのは食材。

海の幸、山の幸が豊かで、以前から注目していた能登半島に赴き、生産者に直接会って見極めてきた食材の数々が、この店のメニューを支えている。鶏肉よりずっと旨みが強い七面鳥、無農薬のコシヒカリ、味の濃い有機野菜などがそろう。

能登産の無農薬コシヒカリを使った「フォアグラとトリュフ コンソメ土鍋ご飯」(¥3,800)は、〆に人気の贅沢な逸品

信頼できる能登の生産者から取り寄せた極上の素材は、シェフの技で肩肘張らずに楽しめるフレンチのひと皿に仕立てられる。

ほかにも、北海道のエクルビス(ザリガニ)のビスクや、日本各地のジビエ料理(ときには熊肉も登場)、フランス産きのこをたっぷり使ったリゾットなど、普段あまりお目にかかれない食材を活かした料理を楽しみに訪れる常連客も多いようだ。

「肉料理」は、数種類を食べ比べできるのが特徴。この日は和牛もも肉、イベリコ豚肩ロース、鶏胸肉のグリル。香り高いトリュフもたっぷりと。左奥は人気の「フォアグラ茶碗蒸し」。メニューは一例

カウンターからの眺めはまさに料理ショー
『Artigiano RICK』

細長いカウンターの向こうは、完全なるオープンキッチン。ジュージューと肉が焼ける音、野菜を刻む心地よい響き―。

この店一番の魅力は、なんといってもライブ感。カウンター席に座れば、オーダーした料理が、シェフの技で見事なひと皿に仕立てられていく様を見守りながら食事が楽しめる。

この日の「パスタ」は、牡蠣と蕪にからすみと柚子を散らして。メニューは一例

大阪出身のオーナーシェフ・山名正浩さんは、気さくな人柄で話好き。

料理は日替わりの「おまかせコース」(¥3,980)が人気だが、その日の気分や希望を伝えると、素材の組み合わせを変えてくれたり、味付けや量を加減してくれたりと、ひとりとりに合わせて細やかにアレンジしてくれる。

ワインも価格が明記されたセラーから自由に選べるスタイル。本格的なイタリアンを気軽に楽しく味わえる店だ。

山名シェフとの会話が楽しいカウンター席のほか、テーブル席も

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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