今日、いますぐ行ける! “一年の災厄を断ち切る”年越しそば5選

2015年も残すところ、あと一日。今日はおそばを食べよう!という人も多いのではないでしょうか? そもそも、なぜ年越しにそばを食べるか知っています?

これは、江戸時代からはじまった風習で、そばは他の麺類よりも切れやすいことから「一年の災厄を断ち切る」という意味があるから、だそうです(知らんかった!)。ということで、編集部員がおすすめする年越しそば5選をご紹介。早速、そばを食べに行く準備をしなきゃ、ですね!

更科そばの清涼感に、きめ細かな衣がサックサクさが渾然一体。「天ぷらそば」は熱いうちにどーぞ!

『更科堀井』
編集長 大槻篤選

麻布十番

縁起物なので、本来は除夜の鐘を聞きながら。…なのですが、ここ何年かは大晦日の早い時間にすましています。
行くのは決まって大晦日の風物詩として、行列を中継されている「更科堀井」です。

いつもそば好きたちで混んでいるお店ですが、この日だけは特別。地方から食べにきた人や、すでに酔った客やらでてんやわんや。大忙しの店員さんも普段では表さない、殺気立ったオーラが味わえます。ですので、この日のそばはいつもより気合いが入っている(と、思う)。

昼に行くと長蛇の列なので、私はたいだい14時ごろに行きますがそれでも並んでいるようなら近所でワインを立ち飲みしながら様子を伺うのがいつもの手で、おすすめです。

頼むべきは天ぷらそば。縁起物なので、一気食いです(もちろん味わいながら)。
ということで、本年度もご愛読いただきありがとうございました。2017年度もそばのように、長いおつきあいを!

牡蠣のてんぷらが入ったお蕎麦は¥1,550なり。この時期、無性に恋しくなります

『おそばの甲賀』の牡蠣そば
副編集長 日紫喜康一郎選

乃木坂

蕎麦といえば神田だと思うが、今回ご紹介したいお店は西麻布の交差点の近くにある。その近辺で仕事があればランチで必ず行くお店だ。場所柄、ファッショナブルな雰囲気の客層なのも面白い。

「ミシュラン2015」のビブグルマンにも選ばれた同店は、まずはその程よい狭さがいい。17席。店主の目が行き届き、心地よいサービスが受けられる。

そして、なんといっても蕎麦が美味い。埼玉県の入間郡の農家から仕入れるそばの実を石臼で挽いて、挽きたての粉で打った蕎麦は格別。

そして11月を過ぎると、メニューにあがってくる牡蠣そばが絶品。サイズの大きい濃厚な牡蠣の天ぷらが3つほど入っているから満足感が高い。

12月31日は当然、通し営業。今年の蕎麦納めにいかがだろうか?

のどごし豊かな細打ちの江戸蕎麦。とろろが見事に絡み合う。そしてもうひとつ、このメニューには醍醐味がある。無料でご飯がつき、とろろ飯にすることができる

『巴町 砂場』のとろろ蕎麦
副編集長 昌保博之選

神谷町

年越しは老舗の名店で極上の蕎麦を味わいたい。僕が選ぶのは東京・神谷町にある『巴町 砂場』。なんと創業は1839年。実に江戸時代から176年続く老舗中の老舗だ。ここで注文したいのは『砂場』の名物、「趣味のとろそば」(1,512円)。 三代目店主が考案したこのメニューは、とろろをつゆ代わりにしたものだ。つまり、とろろ蕎麦の発祥の地とされる。

とろろの中には卵の黄身が隠れていて、その黄身をつぶしてかき混ぜる。とろろだけで食べてみると、喉越しよく滑らか。それでいて味は黄身と絡み合ってしっかりとコクがある。コシと瑞々しさがある蕎麦と絡めば、とにかく美味い!その一言。

こんなにも美味しいとろろ蕎麦は、ここでしか食べられない。蕎麦納めにぜひ極上のとろろ蕎麦を味わっていただきたい。

なんと創業は1839年。江戸時代から続く老舗中の老舗だ

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