これが出たら完オチ! 本当に美味しい東京のカツ丼厳選6杯

カツ丼の魅力は、丼という小さな空間のなかで表現された、最小限のご馳走である。
我々東京カレンダー編集部員たちが、刑事ドラマの取調室よろしく、食べたら即完オチ(美味しくてノックアウト)してしまった珠玉のカツ丼を厳選紹介。

こちらがスペシャルカツ丼¥2,000!銀座界隈でランチタイムを迎えたら私はここに向かう。。。

『とんかつ 銀座 梅林』のスペシャルカツ丼
副編集長 日紫喜康一郎選

銀座

ランチタイム。恵比寿とか西麻布あたりだったら、新しい店でも攻めてみようかな?と思うのだが、銀座にいると不思議と老舗に行きたくなる。ガッツリな気分なら、迷わず『梅林』だ。

昭和2年に誕生した銀座初のとんかつ専門店で頂くのは、スペシャルカツ丼。

タレはかつお出汁ではなく、豚肉のスジと玉ねぎから取った出汁で作る関東風の甘め仕立て。卵でとじたヒレカツに、さらに半熟卵を絡めていただけば、至極のハーモニーが口いっぱいに広がる。甘く優しい味わいはどこか懐かしく、最後まで飽きずに食べられるのだ。

「カツ丼は気取って食べるもんじゃない」と店長はいう。僕もそう思う。ただ、こだわり抜いたものは食べたいから、、、また『梅林』に行ってしまうだろう。

この蓋を開けると、揚げたての豚カツの香りと甘タレのにおいが広がります。

『瑞兆』のとじないかつ丼
副編集長 昌保博之選

神泉

僕のおすすめは、渋谷にある『瑞兆』のかつ丼。ここは、かつ丼専門店。店内はカウンター8席。メニューは、かつ丼(¥1,000)とビール(¥500)のみ。席に着くと女将さんにごはんの量を聞かれます。
オーダーしてから目の前で豚カツを揚げて、待つこと10分ほど。どんぶりからこぼれ落ちそうなかつ丼が登場。

普通のかつ丼とは違った、卵でとじない個性的なかつ丼

蓋を開けると、豚カツの香ばしい香りと甘タレの匂いがフワッと広がり、食欲がそそられます。

このかつ丼の特徴は、卵でとじないこと。出汁を敷かずに玉子が焼かれ、半熟状態の玉子の上に揚げたての豚カツがのせられます。
そして、ご飯にはタレがまんべんなくかけられていて、豚カツと玉子がのせられた後にさらに上からタレがかけられて完成。

煮汁で煮られないので、揚げたての豚カツ自体がサクサク感のまま。半熟玉子と絡めて食せば、口いっぱいに旨みが広がります。シンプルな構成ながら味は絶品! ぜひこの個性的なかつ丼を味わってほしい!

醤油かつ丼ヒレ[竹]120g ¥1,836

『とんかつ武信 代々木上原店』の醤油かつ丼ヒレ
編集部員 鮓谷裕美子選

代々木上原

先日の健康診断でE判定を叩き出したわたしですが、ExcellentのE判定だと思って喜んでいたら後輩に「違うしwwwウケるwwwヤバい」といわれてから節制しています。

そんな高脂血症のわたしが(文字通り)死ぬ気で挑むのがこちらの、醤油かつ丼です。

こちらの醤油かつ丼を頂いたなら、向こう1年は、ほかのかつ丼が食べられなくなるかもしれません。

そもそもソースやタレよりも、ワサビや大根おろし、レモン汁や薬味で肉を食べるのが好き。それはもはや肉がメインと言うよりも肉をかけた薬味で酒を飲みたい、という状態です。薬味飲酒党です。

元々は生田で始めて、創業40年超

そんなわたしの薬味欲を満足させる、この、醤油かつ丼。大根おろしの周囲で鰹節が小躍りし、かつ、そこに小ネギパラリ、そしてカツを持ち上げると、身をよじる細切りの大葉、かつ(しつこい)、シンプルな赤出汁の味噌汁。

粗めに挽いたパン粉に米油のナイストス、が、また上質なカツのアタックを全力でサポートします。

なぜバレーの話…、と思った方。兎にもカツにも、うまいとんかつは球技のように、ひとつひとつのプレイヤーが全力で味(点数)のサポートをするからですか。わたしにも分かりませんが、是非! きっとお分かり頂けるかと!

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