2015.10.22
■STEP4 いよいよデート。藤原先生の心を射止めることができるのか?
その日の夜、先生と念願のお食事です。
場所は銀座のコリドー街そばにあるレストラン『SALON1950』。三島由紀夫や川端康成などの著名人も足繁く通った、伝説の洋食店『銀座キャンドル』の流れを受け継ぐお店。
何しろ藤原先生とのデートは当初からココと決めていまして。良質な素材の自然な味わいは、必ずや先生もお好みのはず。そして何より、ここのチキンバスケットを藤原先生にアーンしてもらうために!
待ち合わせ場所に現れた藤原先生は、いつもの白衣姿で髪を結んだ姿とは真逆。黒をベースにしたコーディネートで下ろした髪が美しく、セクスィー!
船山「藤原先生……美しい。よかった。このために頑張ってよかった。今日は先生のためにワインを用意しておりますぜ」
と独り言を囁きつつ、棚にあるワインを解説。
そして、着席。早速乾杯。藤原先生のワイン好きはリサーチ済。そして、この日は、船山がお店にオーダーした特別コースで先生をお出迎え。野菜3、たんぱく質2、糖質1をこの店で再現。
藤原先生「船山さん、お疲れさまでした」
船山「いやー。これも先生のおかげです」
藤原先生「この2ヶ月いかがでしたか?」
船山「正直、食事のバランスを意識するだけでそんなに瘦せるの?って懐疑的だったんですが、本当に瘦せたので正直ビックリしています。正しい食事法を知ったいま、自分のこれまでの食事がいかに堕落していたか、身にしみてわかりました。そして身体が軽いのがうれしいです。亀の甲羅を背負って修業していた悟空が、甲羅脱いだみたいな」
藤原先生「だって、10kgの重りって重いですもんね。終了後に食事が美味しくなったとか、野菜の美味しさを知った、という人も多いんです」
船山「私の生徒としての出来は?」
藤原先生「最初はこまめに報告してくれていたので、とてもやりやすかったですね。ただ、やっぱり今までと違う食事が辛かったのか、何度か暴飲暴食がありましたよね(笑)。お酒の飲み過ぎと、深夜の炭水化物は本当に危険。そのまま脂肪になると心得てください。あと最後、結構雑でしたね。数日音沙汰ないとか」
船山「は、はい(暴飲暴食=報告しない負のルーティーンに陥っていた時期あり)」
藤原先生「船山さんの場合、取材などでどうしても食べなくてはならない状況が多々ありましたから、それをどうリカバリーするかがキモでした。船山さんは食べ過ぎた次の日に食事を抜くことが多かったですけど、それはダメ。量を減らしてでも、ご飯・パン1、肉魚類2、野菜3を守って食べ続けることが瘦せる身体への一番の近道なんです」
船山「そうですね。食べないことで調整しようとしていました」
藤原先生「瘦せやすい身体にすることがこのプログラムのキモですからね。タンパク質も糖質も重要な身体づくりの要素なんです!」
船山「そうですね。今回、本当に身にしみました!」
と、話しているところにお目当てのチキンバスケットが登場。かの三島由紀夫も愛し、美輪明宏が宇宙一美味しいと評した、この一品。これを、先生に食べさせてもらうために、私は頑張ったと言っても過言ではない。
先生にアーンと。うんまーーーい!色んな部位が入っておりますが、特にこのササミのジューシーさたるや、さすが三輪さんが世界一と言っただけあります!
船山「先生、美味しいですー!イヤー本当最高だなー。先生、もっと飲みましょー!この後は名物のハンバーグも来ますからね!」
藤原「船山さん!タンパク質多いですよ!」
船山「今日位は多めに見てくださいよ〜!」
藤原さん「その油断が大敵です!ここまで瘦せてカッコ良くなったんだから、船山さん、ちゃんとこの体型をキープしてくださいね。というか、もっと瘦せてください。船山さん、調子に乗っているようですが、まだ体脂肪率30% 超えていますし、『重度肥満』判定ですから! まだまだデブですよ! あと10キロ瘦せたら、真剣に考えます」
船山「!!いまそれを言わなくても!!ここからあと10キロ瘦せたら、自分が自分じゃなくなっちゃいます!で、真剣にって何を考えてくれるんですか!?何を何を!?」
藤原先生「それは60kg台になってからのお楽しみ!」
船山「なんと!俄然燃えてきました!がしかし、今日だけは食べさせて〜!」
と2人の会話は盛り上がり続け、そのまま銀座の街に消えたとか消えないとか。8月8日からスタートしたこの企画。体重の推移は以下のグラフの通り。ぶっちゃけ、本当に瘦せます。
・夜が遅い
・食事が乱れている
・会食が多い
・運動する時間がない
・お酒が大好き
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