伝説のバーテンダーが指南するウィスキーの飲み方と愛すべきバー35店!

秋の夜長、バーのカウンターで1人、ウイスキーを片手に物思いにふける・・・ドラマや映画でよく見るシーンがですが、カッコイイ大人という感じがしますよね。 ただ、ウイスキーは飲み慣れたビールやワインより敷居の高い印象も。

そこで今回は、カリスマバーテンダーとして名高い『スタア・バー・ギンザ』の岸 久さんに、ウイスキーをよりおいしく味わうためのツウな呑み方を特別に指南してもらいました。

さらに、オーセンティックバーからカジュアルスタイルのバーまで、五大ウイスキーを中心に様々なウイスキーが呑めるバーをエリア別にどーんと35店舗ご紹介。これで貴方もカッコイイ大人の仲間入り!

『スタア・バー・ギンザ』 岸 久さん

(社)日本バーテンダー協会会長。銀座バーテンダースクール開講中。http://bartender.ac/

Q1.ウイスキーにも当たり年ってあるんですか?

ワインでいう当たり年ヴィンテージは、ウイスキーにはありません。ワインの場合一般に、良いブドウが穫れた年が当たり年とされていますが、ウイスキーの場合は、熟成年数が重視されます。蒸溜後、樽の中で数年間、時には数十年の間寝かせて熟成させるものもあります。ちなみに当たり年というわけではありませんが、1960年代に蒸留されたスコッチモルトの「ザ・マッカラン」や「ボウモア」は格段に旨いといわれていますね。

Q2.グラスの指定でツウなオーダーの仕方はありますか?

ストレートで楽しむ場合、チューリップ型のグラスを好む方が多いです。ショットグラスより、色も見やすいですいし、香りも分かりやすい。ウイスキーもワインと同じで、空気に触れると味わいが変わります。その変化をより楽しむには、チューリップ型が向いているんです。また、小型のオールドファッションドグラス(通称ロックグラス)に氷を入れず、手の平で包むように呑む方もいらっしゃいます。

Q3.「コイツ分かってるな」と思わせる、氷の指定でツウな言い方はありますか?

ストレートにピンポン玉ぐらいの小さい氷をオーダーされる方が最近増えていますね。じつは、ウイスキーはわずかな水を加えられるとより香りが立つんです。小さめの氷が徐々に溶けていくことで、香りもだんだんと変化していく……。その過程を愉しむために小さい氷を入れる、というわけなんです。

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