いつかは連れて行かれたい!銀座の必殺上級和食3選

店主の佐藤博之氏は、神泉『鮨 秋月』、麻布十番『尾崎幸隆』の“鮨担当”を経て『鮨 とかみ』の店主に

極上まぐろが甘美な味わいを奏でる『鮨 とかみ』

雑居ビルの中に思わぬ良店が潜む銀座。わかりづらいロケーションも魅力のひとつだが『鮨 とかみ』の〝本丸〞は、鮪を主役に据えた料理や鮨にある。

つまみで10品、握りが12〜13貫供される充実のコースには、北海道の内浦湾の定置網で獲れた鮪を盛りこみ、その甘美な味わいでゲストの心をグッと惹きつける。実家も鮨店を営む店主の佐藤博之氏は「柔肌というか身質のキメが細やか。味も舌触りも、この鮪は間違いなく日本一です」と胸を張る。

鮪は時期によって産地を変える。シャリには味が濃い赤酢を使用

コースの花形とも言える鮪の握りは、赤酢を効かせたシャリとのバランスが秀逸で、思わず口もとがゆるむ。突先(とっさき)と呼ばれる鮪のえら部分の身を、香りのよい海苔で包んだ手巻きは序盤のサプライズ。

ひと口ほおばれば得も言われぬ幸福感に満たされること間違いなし。〝腕と素材で勝負!〞の店主の心意気と、次々と繰り出される幸せの強力パンチにノックアウトされること必至だ。

鮪のコラーゲンスープ ねぎま仕立て。あっさり上品な味わいに心が安らぐ

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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