男と女の答えあわせ【Q】 Vol.327

デートは毎回高級店だったのに…。付き合った瞬間に露呈した42歳経営者のヤバイ本性とは

三浦マキ

Q2:結婚目前だったのに…女が交際3ヶ月で無理だと思った理由は?


ただ、交際すると色々と出てくるもの。舞香側も不満があったのかもしれないけれど、僕の方もいくつか不満があった。

例えば、舞香との食事代は基本的に僕が奢る。駐車場代とか、ランチ代とか。そういった細かいところは払うのに、大きな金額は毎回僕が支払うことになっている。

僕は、対等でいたい。

だから毎回ではなく、たまには舞香にも支払って欲しいと思うのは当然のこと。

それに、ある日のデートで舞香が、僕に聞く前に結構高めのデザートを頼んだ時、俺は思わずフォークを置いた。

「え?この一番高いのを頼むの…?まあ、いいけど」


別にケチっているわけじゃない。ただ、僕は金額に見合う価値があるかをつい考えてしまう性分だ。

この店のティラミスに2,800円を払う価値はないな、と思った。

それに趣味には金を惜しまないが、日々の外食は経費感覚でシビアにいく。それが俺の経営者マインドだ。

無駄な出費は、経営者として絶対に見逃さない。これは、ケチとかじゃなくて、当然の確認だと思っている。数字に厳しくない経営者なんて、いずれ会社を潰す。そういう哲学で、俺はここまでやってきた。

だから、舞香にも素直に伝えてみる。

「舞香といると、金かかるな…外食費が二倍になるから、ちょっとしんどい。だから、良い店はバラバラで行かない?」
「わかった」

こうして、外食費の問題はクリアになった。

それ以外は問題なく進んでいたので、そろそろ真剣に将来のことも考え始めていた。

だから交際して1ヶ月半が経った時、僕は、舞香と一緒に住む家を探し始めた。

「こことか。どう?」

そう言って代々木近辺のマンションの物件情報を見せると、舞香はとても驚いた顔をしている。

「え?これって…?」
「僕たちの住む家だよ。こういうのはタイミングもあるから。舞香が良ければ、ここにしようと思うんだけど、いい?」
「でも、私転職も考えてるし、エリアはもっと考えたいな…」
「でも、俺的にはこのエリアが便利なんだけど。あと、2LDKは死守したいから、そこだけは譲れないかな」

こうして話し合いを重ねた結果、少し遠いけれど、ある程度の広さが確保できる家を見つけたので、僕はそこを契約した。


そして交際して2ヶ月、引っ越し前に色々と将来の話や条件をクリアにする。

「結婚するなら、生活費はちゃんと折半でよろしくね。俺、会社にお金入れてるから家庭にはあんまり回せないんだよね。外食費とか、毎回俺持ちは結構きついから」

事業拡大のためには、個人の生活費を切り詰めるのは当然だ。それを理解してくれる相手じゃないと、こっちも困る。

「うん。それはわかってる。でも、今私転職活動中って伝えていたよね…?家も、それが落ち着いてから探すとかじゃダメなのかな」
「もう家は、借りちゃったからそれは無理かな。それに、舞香にとってかなり良い条件でしょ?」

新しい家は、僕の会社の名義で借りたので、敷金礼金も、全部僕持ち。舞香には家賃の3分の1と光熱費だけ払ってもらう…という、かなり譲歩した、優しい条件だったと思う。

舞香は、その時少し静かになっていた気がする。でも、まさか同棲する家まで決まったあとに頓挫するなんて思ってもいなかった。

引っ越す一週間前のこと。

「哲二さんとは、この先を考えられない」

そう言われた時は、頭が真っ白になった。

俺なりに、リードしてきたつもりだった。店も、予定も、全部俺が決めて、彼女に苦労はさせていないはずだ。

それなのに、どうして…。

ただ一つ言えるのは、あんなに勢いよく始まった関係が、たった3ヶ月で終わってしまったという事実だけだ。

せめて、もう少し早く言ってくれれば、直せるところもあったかもしれないのに。

俺は、一体何を間違えたのだろうか…。


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女が“この男とは一緒に住めない“と悟った男の言動とは?

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この記事へのコメント

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みーちゃ
自分本位でどんどん決めて、あちこちケチって。それで「かなり優しい。」そりゃあ、フラれるわ!
 
2026/10/03 05:193

男と女の答えあわせ【Q】

三浦マキ

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?

誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。

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