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TOUGH COOKIES Vol.52

離婚の話し合い中の夫婦と、妻の愛する男が、午前3時のホテルのスイートルームに揃ってしまった夜

SUMI

ドラマの1話目、冒頭は大輝が担当した。真面目で穏やかな40歳の会社員が、大学時代から付き合ってきた妻に離婚を切り出されるところから始まる。結婚して10年。出世に絡む派手な仕事は他人に譲り、地味な作業をコツコツと引き受け、困った人を放っておけない、心底お人よしな男性。自分に何か悪い所があったのかと問うが、妻は理由を言わず、ただ申し訳ないとだけ。

ショックのあまり強く追及することもできないまま、迫る出勤時間。その日は会社で大事な会議があり遅刻することはできない。男性は帰ってきてから話そうと家を出る。


しかし仕事を終え、急いで帰宅した時にはすでに妻は姿を消していた。男性は呆然となりながらも、必死に妻の姿と、離婚理由を探し始める。

そして妻を探しているうちに迷い込んだ夜の街で、ひょんなことから、パパ活をしている18歳の女の子と出会う。逃げられた妻を探すのに協力する、でもその代わりに私のお願いも聞いて欲しい…と交換条件を出されるが、実はこの女の子が、主人公の男性に声をかけたのには、あるわけがあった。この出会いにより男性は、これまで知る由もなかった東京のきらびやかさと闇に足を踏み入れることになる、という余韻で、第1話目は終わる。

全体の構成、各キャラクター設定などの大枠は、2人の脚本家だけではなく、崇やプロデューサーの宮本も含め、チームで意見を出し合い決めたものだ。

男性目線のパートは大輝、女性目線はキョウコが書く。それは取り決めでもあったけれど、その事を知らなくても、崇にはどこをどちらが書いたものか、すぐに分かっただろう。その理由は。

「正直、な感想を言ってもいいですか?」

1話と2話を読み終えた崇に、大輝が勿論です、と姿勢を正した。

「友坂くんの物語は、非常に表面的だ。読んでいても驚きがないというか、どんな映像にしようかというワクワク感が生まれない。確かに文章はうまいし、小技のテクニックは面白いところもあるよ。でも、登場人物の動きが段取りくさいし、何より一番大切な…キャラクターに息を吹き込めていない。

キョウコが書いた部分との落差がありすぎて、2人の物語が一体化しているとは思えない。宮本くん、君はオレに、2人の相性がいいと言った。けれどこのレベルで満足するようじゃ、君のプロデューサーとしての能力も、オレは甘いと言わざるを得ないけど」

この記事へのコメント

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No Name
監督の公私混同で大輝への“仕返し” としてわざとキョウコの前でプライドへし折ってやる作戦かと思ったけど、実際ごもっともな部分ばかり。修正したら段違いに良くなってキョウコや宮本さんも認めざるを得なかった..... もしかしたらキョウコの公私混同で大輝に甘くなる事を予想してわざわざ早く読みに来たのかもしれない?!遅かれ早かれ大輝は敗北感を味わっただろうけど、これを糧にして成長するだけ。監督の狙いは....
2026/02/24 05:3213
No Name
😂大輝のメンタル崩壊させようとしてる? そんな事でキョウコの気持ちは監督には戻らないけど何やってんだ崇。  もうキョウコはどうでもいいからもっとルビーやともみ&大輝、ミチ&メグの件を早く読みたい。
2026/02/24 05:425
No Name
とりあえず離婚に応じなければいいだけなのに、何をこんなに回りくどい事してるんだろう。
2026/02/24 06:084

TOUGH COOKIES

SUMI

港区・西麻布で密かにウワサになっているBARがある。
その名も“TOUGH COOKIES(タフクッキーズ)”。

女性客しか入れず、看板もない、アクセス方法も明かされていないナゾ多き店だが

その店にたどり着くことができた女性は、“人生を変えることができる”のだという。

心が壊れてしまいそうな夜。
踏み出す勇気が欲しい夜。

そんな夜には、ぜひ
BAR TOUGH COOKIESへ。

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