Q1:マッチ後の初デート。二度目に繋げられた勝因は?
真人と出会ったのは、マッチングアプリだった。去年1年間、相当積極的に食事会に参加したり、BBQや飲みの場にも顔を出したりしていた。
でもいい人はいたものの、「相手に結婚願望がない」などの理由でピンとこなくて、付き合うまでは進めなかった。
でも、最終的にマッチングアプリで、出会ったのが真人だった。
「いいね」をしてくれた真人は、33歳・広告代理店勤務。都内出身で、白のシャツがよく似合う爽やかなイケメンの写真が印象的だった。
マッチしたものの、12月は忘年会などで忙しく、クリスマスイヴに初めて会った私たち。
でもそれはそれで、お互い“ステディな人がいない”という証明になった気がする。
初対面の日、麻布十番にある『がいがい、』を予約してくれていた。
「初めまして…なんか、大事な日にすみません」
そう恐縮する真人に、私は笑顔で返す。
「いえいえ、こちらこそです。でもチキンなので、お店選び完璧だと思います」
「たしかに!チキンですもんね」
クリスマスイヴという特別な日に会ったせいか、単純に相性が良かったのか…。初回から、会話は盛り上がった。
「友美さんは、どうしてアプリを?」
「最近周りが続々と結婚していくなかで、出会いがなくて。あったとしても、結婚願望がなかったり、真剣交際向きではなかったり…」
「わかります!男側も、アラサーは結婚ラッシュですよ」
「真人さんご自身は…結婚願望はありますか?」
「はい、あります。最近特に結婚願望が強くて」
そんな話をしながら美味しい焼き鳥とお酒を楽しんでいるうちに、気がつけばもうお会計のタイミングになっていた。
「この後、どうしますか?イヴですし、ご無理はなさらずに」
「私はこの後何も予定がないので大丈夫ですが…真人さんは?」
「僕はもちろん、空いてます。もし良ければ、もう1軒くらい行きますか?」
「いいですね、そうしましょう」
しかしそうは言ったものの、クリスマスイヴの麻布十番はどこも混んでおり、私たちは2軒目難民になってしまった。
「ごめんなさい、ちゃんと2軒目を押さえておくべきでした」
そう謝る真人に対して、私も謝る。
「私の方も、どこか探しておくべきでした…。すみません」
ただ寒空の下、二人で謝りあっているのがおかしくて、思わず二人で顔を上げて笑ってしまった。
「じゃあ…今日の分は、次回会えるということでいいですか?」
“二度目がある”ということは、“今日の初デートは成功だった”ということだろう。
嬉しくなりながら日程を詰めていくと、お互い東京出身のため、逆に三が日の方が暇だということが判明した。
「1月2日とか?新年早々になりますが…」
「いいですね!そうしましょう」
「店、僕の方で探しておきますね。良いお年を!」
こうして、私たちは笑顔で解散した。そしてこの時に、私は強く思った。
「今回こそ、絶対に次に進めたい」、と…。








この記事へのコメント
「たしかに!チキンですもんね」
寒々しい会話🤣
しかもそれが原因で元カノにフラれた。はたして結婚に向くのかな真人は? グランピング行くのは時期尚早な気も...友美が初心者の男をどれだけリード出来るかによるけど。