「クラウディー ベイ」のアイコンワイン ソーヴィニヨン ブランの新ヴィンテージがお披露目。味わいの秘密に迫る
1985年に設立されたニュージーランドワイン「クラウディー ベイ」。マールボロ地方のワインを世界へ広めた先駆者として知られ、今や国際的なプレミアムワインメーカーに成長し、世界中のワイン愛好家たちを魅了している。
その「クラウディー ベイ」の代名詞であるソーヴィニヨン ブランの新ヴィンテージがリリース。
日本でのお披露目に際し来日した、ワインメーカーのダニエル・ソレル氏に「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2025」の出来栄えをお聞きした。
まず、「クラウディー ベイ」とはどんなワインなのか解説しよう。
ブドウ畑のあるニュージーランド・マールボロ地区は、南島の北端に位置し、日照時間が長い温暖な気候が特徴の地域。四季がはっきりとしていて日中の寒暖差が激しく、ブドウの栽培に絶好の環境にある。ソーヴィニヨン ブランの名産地で知られるニュージーランドだが、その多くはこのマールボロ地区で生産されている。
そんなマールボロ地区のソーヴィニヨン ブランの発展を牽引し、世界的な産地として確立させる重要な役目を果たしてきたのが「クラウディー ベイ」なのである。地元では古くから、お祝いやプロポーズなどのシーンで選ばれる特別なワインとして親しまれている。
「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン」は、【wine-searcher(ワインサーチャー)】による2025年ランキングにおいて、「世界で最も人気のニュージーランドワイン」第1位に選出。
さらに、世界中の名だたる銘柄が競う「世界で最も人気のソーヴィニヨン ブラン」部門でも第2位を獲得するなど、世界中のワイン愛好家や専門家からも高い評価を得ている。
創立40周年を迎える今年のヴィンテージは、「過去に類を見ない最高の出来」と語るダニエル氏。その新ヴィンテージの魅力を掘り下げるべく、インタビューを行った。
―― 2024年と比べて、新ヴィンテージの2025年どのような味わいの特徴があるのでしょうか?まずは昨年、2024年の印象を教えてください。
「2024年はとても素晴らしい年でした。パッションフルーツのみずみずしいアロマとマンダリンのような果実味、ハーブや青リンゴを思わせる爽快さといった、私がクラウディー ベイでワインを造り始めたここ10年間の一貫したクラシックな味わいが表現できたと思います」
―― では、2025年の出来栄えは?
「すごくワクワクしながら出来上がりを楽しみにしていました。なぜなら、40年前に『クラウディー ベイ』を初めてリリースした年と同じような、冷涼な気候で育ったソーヴィニヨンブランだったからです。
通常は気温が低いとワインメーカーはブドウの出来を心配しますが、マールボロでは気温が低くても雨が多く降ったりせず、湿気もないのでブドウがよく育ちます。かつ、ゆっくりと成熟されるので『クラウディー ベイ』のソーヴィニヨン ブランはアメージングなものになります。
2025年はとてもフレッシュで、グラスに注ぐとアロマも元気に飛び出てくるようなイキイキとした印象。まるでティーンエイジャーの男の子のように元気いっぱい(笑)。40年前、皆さんを驚かせた『クラウディー ベイ』のソーヴィニヨン ブランにとてもよく似た、大好きな味わいです」
―― 2025年はどんなアロマを感じられますか?
「フレッシュでハーブの香りや柑橘系のシトラスやライム、グレープフルーツのような香りがあり、そこに微かなピーチやネクタリンなどのストーンフルーツの果実味を感じられます。2024年と比べ、そのすべてがもっと強く凝縮されているのが2025年です」
―― 「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン2025」をさらに美味しく楽しむ食事とのペアリングや、自宅での楽しみ方を教えてください。
「味付けを最小限に抑えたものとよく合うと思います。例えば料理ならお刺身。昨日のランチでいただいたカツオのお刺身とソーヴィニヨン ブランがとても相性がよく、フレッシュでクリーンという共通点があり美味しかったです。
でもやはり、マールボロに来ていただくのが一番ですね。原産地でその土地で採れたものと、景色や風を感じながら味わっていただくのがベスト。いつか皆さんに体験していただきたいですね。
自宅で飲む際には、ほんの少し冷やして時間の経過で変わるアロマの変化を楽しんでいただくのがいいと思います。自宅で寝かせるのもおすすめです。5年から8年くらい熟成させてもイキイキとしたフルーティーさは健在で、そこにまろやかで柔らかなテクスチャーが加わりとても美味しくいただけると思います」
ワインメーカーが“当たり年”と誇る「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2025」。ぜひその舌で、至極の新作ワインを味わってみてほしい。
「クラウディー ベイ」と極上のステーキを楽しめるチャンス!
この度、「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン2025」のリリースに合わせて、六本木一丁目にある『RUBY JACK'S PREMIUM SEAFOOD & STEAK』では、週末・祝日限定のフリーフロープランを用意。
ソーヴィニヨン ブランやピノノワールなど、5種類の「クラウディー ベイ」が通常のお食事に+¥10,000(税抜)で味わえるお得な企画だ。
現在開催中で、2026年2月まで実施中。詳しくはこちら。極上のお肉やシーフードと共にNZの風を感じたい。
■店舗概要
店名:ルビー ジャックス ステーキハウス & バー
住所:港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー 2F
TEL:03-5544-8222
営業時間:【月~金】11:00~23:00(LUNCH L.O.14:30、DINNER L.O.21:30、DRINK L.O.22:00)
【土】11:00~23:00(BRUNCH L.O.15:00、DINNER L.O.21:30、DRINK L.O.22:00)
【日祝】11:00~22:00(DINNER、DRINK L.O.21:00)
定休日:不定休 ※年末年始の営業は店舗へ直接お問合せを
※ 飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。お酒は楽しく適量に。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。





