2025.02.28
新千歳空港から車で約2時間半。たどり着くのは、世界中の富裕層が押し寄せる極上のスノーリゾート・ニセコだ。
彼らが求めるのは、ただのパウダースノーではない。洗練されたレストラン、華やぐバー、賑わうナイトクラブ。雪の楽園は、夜になればラグジュアリーな大人の社交場へと姿を変える。
そんなニセコのナイトシーンで、いま最も話題をさらっているのが、ラグジュアリーテキーラ「ドン・フリオ 1942」。
昨シーズンから始まったニセコジャックは、今シーズンさらにスケールアップし、熱狂を生み出している。現地取材を通じて、従来のテキーラのイメージを覆すその魅力に迫った。
道路沿いに広がる雪景色を眺めながら進むと、次第に聞こえてくるのは日本語ではなく、英語や中国語、韓国語。ここが本当に日本なのかと錯覚するほど、世界中から訪れるスキーヤーやスノーボーダーの活気に満ちている。
JAPOW(Japan+Powder)と呼ばれる良質な雪こそニセコの最大の魅力で、それに引き寄せられるかのように国内外の富裕層が集まってくるのだ。
そんなニセコの中心地、ひらふ十字街バス停付近 (セイコーマートニセコひらふ店横)に、この冬登場したのが、巨大な雪のかまくらドーム 「NISEKO SNOW DOME EXPERIENCE」。
まるで別世界のような幻想的な空間が、訪れる人々を迎え入れる。
高さ4m、幅6m、奥行き17mの巨大な雪のかまくら内部では、雪の壁や天井をスクリーンにした迫力のプロジェクションマッピングショーが展開。さらに、DJイベントも開催され、幻想的な音と光に包まれた特別な空間が広がっていた。
そこで振る舞われるのは、ラグジュアリーテキーラ 「ドン・フリオ 1942」。極上の雪景色と音楽、そして洗練された一杯が、ここでしか味わえない特別な夜を演出する。
日本だとテキーラは“ショットで一気飲み”がイメージだが、このラグジュアリーテキーラはひと違う。
アメリカンウイスキー樽で2~2年半熟成させるアネホテキーラ。バニラやキャラメルの優しい香りと、かすかに感じられるチョコレート、ナッツ、そしてわずかなコーヒーの香ばしさが特徴だ。
じっくりと味わいながら飲むべきテキーラであり、それがグローバルスタンダードでもある。
「SNOW DOME」では、「ドン・フリオ」の最高峰ライン「ドン・フリオ ウルティマ リセルヴァ」 も提供。
貴重なアガベを使用し、36ヶ月熟成させた贅沢なエクストラアネホテキーラ。バーボン樽でじっくり寝かせた後、マデイラワインの熟成に使われた樽で仕上げることで、深みのある芳醇な味わいが生まれる。
その価格はボトルで税込\190,000(※SNOW DOMEでの販売価格)とラグジュアリーながら、驚くことに次々とオーダーが入るという。世界の富裕層が集うニセコの熱狂ぶりを、改めて実感させられる。
翌朝、ゲレンデに目を向けると、まず目に飛び込んでくるのは、ニセコの象徴 「羊蹄山」 の雄大な姿。朝日に照らされ、その美しさは息をのむほどだ。
そして、スキーやスノーボードの猛者たちが目指すのは、ゲレンデを超えたその先、バックカントリーの羊蹄山である。極上のパウダースノーを求め、果敢に挑む者たちの姿が、この地の特別さを物語っている。
ニセコの人気スキー場「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」にある最新型ゴンドラ「エースゴンドラ」は、全長1677m、高低差500mを誇り、1台あたり10名乗車可能。秒速6mのスピードで、1時間に最大2800人を運ぶ。
そんなエースゴンドラにも、「ドン・フリオ 1942」のステッカーが貼られている。
ゲレンデ直下に見えるのは、3月20日までオープンしている「Ice Lounge by Don Julio 1942」。氷で作られたバーカウンターやテーブルが並ぶ幻想的な空間で、雪と氷の世界を堪能しながら特別な一杯を楽しめる。
冷たい空気の中、温かいテントでゆっくりとくつろぎながら、フィンガーフードとともに贅沢なカクテルを味わうひととき。ここでしか体験できない、冬のラグジュアリーなナイトシーンが広がっている。
ニセコには、オーストラリアをはじめ、中国、台湾、韓国、ロシア、さらに欧米各国からも、多くの人々が集まる。
彼らのお目当ては、世界が認める極上のパウダースノー。国境を越えて愛されるスノーリゾートの魅力が、ここニセコには詰まっている。
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