
「東カレっぽい洒落た内装で、いいムードになって…」さらば青春の光・森田哲矢が語る、甘い思い出
「何よりも自分が楽しんでやる。楽しそうだなと思わせてみせる」
「僕らコンビは、どこまでいっても野良なので(笑)、賞を目指して躍起になるより、自分たちが本当に楽しいと思えることをやる方がたぶん合っていたんです」
熱烈なファンを持つYouTubeは面白さとリアルさが売り。森田さんはかねてから「人生のすべてがネタになる」と話している。
「最初にYouTubeでどかんと来たのは、ブクロのバイクを金ピカにするという企画だったんです。これがとてもウケた。
僕もマネージャーもそれ、絶対面白いという個人的な感覚があって、YouTubeは、これは面白いよな、いやそうでもないんちゃうみたいなこともそうだけれど、何より自分たちがシンプルに楽しいと思えることをやらせてもらっています。
見ている人になんか、楽しそうだなという空気感を伝えられたらすごく嬉しいですよね」
芸人だけではなく、経営者としての辣腕ぶりも発揮した今年。つい最近は最先端ビジネス本の表紙を東さんと飾ったことも話題を呼んだが、その経営ポリシーは?
「会社を立ち上げるときに、ブクロとマネージャーの3人でこの先、何があってもギャラはキレイに3分割にしようと話したんです。
『森田さんの稼働が多くても?』と聞かれることもありますが、それが3人の約束事。みんなのモチベーションが同じラインにあるというのはとても大切だと思うんです。
僕は自分のこと、経営者でも芸能人でもないと思っているし、こうして楽しいことができるのは、応援してくれるファンの方はもちろん、まわりにいる人のおかげでもある。そこはきちんと平等じゃないと。
僕が働きっぱなしで相方はずっとゴルフやっているとか、おもろいじゃないですか。経営戦略を立てるより、信頼関係を互いに持ってきたことでいまがあって、この先も変わらない」
どんな逆境に立たされたときでも心底信頼した相手とであれば、それに立ち向かい状況を変えることができるという信念は、森田さんの生き様を見ていれば分かる。