「親しみやすいままじゃダメ」佐野勇斗&山中柔太朗が語る、M!LKの今とこれから

“3080”コンビが語った、M!LKのいま、そして未来


恵比寿に限らず、「外が苦手で……」とインドア派の佐野さん。そもそも仕事と家の往復で、遊ぶ時間はない状況だ。

たまに翌日の始まりが遅い時はM!LKの5人で会うことを優先する。

佐野さんと山中さんのユニット名“3080(さんぱち)”は約2年前に決まった。由来は「佐野30」「山中80」という互いのあだ名。公式TikTok(@3080txhyo39)の動画が眼福と好評だ


山中:次の日ゆっくりだったら普通は寝るじゃないですか。でも、グループの連絡網に佐野さんからの集合がかかって、みんなで佐野家に集まります。

編集部:集まってすることとは?

山中:仕事の話をして脱線して最後はまた仕事の話。混ぜこぜですね。

佐野:全員のベクトルを合わせたい時とかに声をかけます。仕事の話をし出すのは僕か(塩﨑)太智。本当は2週間に1回ぐらい集まりたいんですけど、5人そろった最後は2ヶ月前で。

編集部:仕事以外だと何の話を?

佐野:言えない話しかない(笑)。

山中:ギリ言える話は……なかった。


週に1度全員でオンライン会議も行う。なぜそこまで議論を重ねるかと言えば、M!LKには「3年以内にドームツアーを実現させる」という目標があるからだ。

そのために作戦をたて、最近でいえば佐野さんと山中さんユニットのTikTok開設が決まり、8月28日に始動。佐野さんが思惑を話す。


佐野:今年は10月に横浜アリーナでのライブが決まっていて、それはすごく嬉しいけど、その次も考えなきゃいけない。いまの速度だと3年後のドームツアーは間に合わないんですよ。

簡単な言葉で言うなら、“バズ”を何回も起こさないとM!LKを知ってもらえない。いままでもSNSはやっていたけど、「M!LKといえばこれ」というアカウントがなかった。

好きになってもらうためにはメンバーの関係性をもっと発信する必要があって、まずは“3080(さんぱち)”ってあだ名がある僕らが関係性を出していきます。


そんなふたりに互いについて聞いた。まずは山中さんから佐野さんへ。


山中:すごくM!LK思いで仕事人。人柄については100%の人が“いいやつ”って言います。共演者もスタッフさんも絶対言う。

どんなに疲れていても人に優しくて接し方が丁寧なんです。たぶんM!LKといる時は素で、ずっと明るいわけではないですけど、ネガティブなところが本当にない。

あと、おでこが好き(笑)。生え際って普通は薄いところもあるけど、めっちゃ綺麗に生えてるんですよ。眉毛も綺麗だから前髪をあげるのも似合います。

佐野:ありがと(笑)。

柔太朗は優しくて人を絶対に悪く言わないところが魅力的。空気が悪くなったりしても、“もっとこうした方がいいよ”と落ち着いて言ってくれる。いつも僕より4つ下なのを忘れて喋っています。

きっと柔太朗にしか出せない特殊な色があるんですよ。例えばみんなが暖色なら唯一の寒色みたいな感じで、彼がいるからできる曲もある。柔太朗の役割は本当に大きいです。

ビジュアル担当だけあって顔はどこから見ても綺麗だし、初めて言うけど、僕の最近の髪型、美容師さんに“山中柔太朗でお願いします”って彼の写真を見せています(笑)。

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