2周年を迎えた「BE:FIRST」の“同級生コンビ”が考える大人像
本誌に初めて登場してから2年。25歳になったふたりには、余裕も感じられた。
LEOさんは「いろんなことをたくさん経験させてもらったので、一気に大人になった感がある」と話してくれたが、詰まるところ、視界が開けて、振る舞い方が分かるようになってきたのだろう。ちなみに、前回のインタビューではこんな問答があった。
大人の階段を登る、という意味でこれからしてみたいことは?
LEO:父親にごはんをおごる。
JUNON:乾杯する時に“シャンパンください”と言ってみたい。
このくだりを持ち出すと、目の前にいるLEOさんは吹き出した。
LEO:JUNONはパリピみたいなコメントしてたんだなぁ(笑)。そういえば、さっきテラスで撮影した時、ボトルを片手で格好良く持つ方法を教えてくれたじゃん。成長したよね!
JUNON:どうだろう(苦笑)。中身は大して変わってないんだろうけど、今日みたいな大人の場所にはそれなりになじめるようになってきたのかもしれないね。
LEO:俺はできることならこういうところに積極的に足を踏み入れていろいろと経験したい。
さっきソロインタビューでも話したんだけど、とにかく格好いい大人になりたいのよ。考え方にビシッと筋が通っていて、自分の好きなことを突き詰めているような。
今日の撮影のテーマが“色気”であることをふたりにあらためて伝えると、どちらからともなく「欲しいっすね」と、ため息のような声が漏れた。
LEO:色気って、出すんじゃなくてにじみ出るもの。落ち着いているとか、懐が広いとか、そういうことかな?
JUNON:隙がありそうでまったくない、みたいな。
LEO:逆に、なさそうである、とか。てかさ、そもそも僕たちがそんなテーマで東カレに出て大丈夫だったのかな……。
JUNON:たしかに(苦笑)。でもまあ、自分たちで言うのもおこがましいけど、「BE:FIRST」としてパフォーマンスしている時はそれなりにあるんじゃない?
LEO:メンバー全員でステージに上がると、曲に憑依もしてるしね。
そう言うと、LEOさんはしみじみとした顔で「ようやく同じ方向を見て走り始めた感じだよね」と続けた。