いま、凛とした佇まいで静かな情熱を燃やす、Snow Man・目黒 蓮さんから目が離せない。
TV番組や話題の映画への出演はもちろん、フジテレビ系ドラマ『silent』では聴覚を失っていく青年を演じ、日本中の涙を誘った、まさに時の人だ。
そんな高みを目指し続ける姿からは、人の心を惹きつける色気が漂う。
快進撃が止まらない目黒さんが心に秘める、強い引力の源泉に迫る。
「クール」というよりは「優しげ」といった言葉がよく似合う目黒 蓮さん。
取材中の語り口は静かに穏やかで、言わずと知れたその美貌からは、素に近い時ほど色気が漏れる。
東京カレンダーの2月号に登場していただいたSnow Manのメンバー・渡辺翔太さんは、インタビューで「男らしさと物憂げな雰囲気のバランスがとにかく色っぽい」と目黒さんを称えた。
「ここ最近、“色気がある”と言っていただける機会が増えましたが、自分では色気があるのかは、謎ですね(笑)。それよりもピュアな部分の方が強い気がします。
東京カレンダーにはふさわしくないかもしれませんが、ザリガニ釣りや駄菓子がこの歳になっても好きですし、まだまだ子どもっぽい要素が満載な男ですよ」
「色気があると言ってもらえるのは照れくさいですけど、嬉しいです」
26歳になったばかり、大人の階段を上っていく真っ只中でありながら、少年のような趣味を持ち合わせている目黒さん。
そんな彼に、“色気”という言葉から連想するものを尋ねてみた。
「色気って外見ではなく、内面から湧き出てくるものだと思っています。
それは女性に関してもそうで、肌を露出し過ぎたり、メイクを色っぽくしたりするのは、なんだか作り込まれているような気がして、僕はあまりそそられない。
それよりも心に余裕がある人や、いろんな経験を積んできた人にドキッとさせられることはありますね。
内面的に深みがある人は、周りの人を惹きつけることができますし、僕自身も着飾るよりも、素の姿を大切にしていたいと思っています」